気象庁が発表しているデータによると、2020年6月の平均気温は全国的に昨年よりも高くなった。7月以降も、さらに厳しい暑さが続くと予想されている。
こうした状況の中、花王は衣類の通気性をキープして体感湿度を最大マイナス10%する柔軟剤「ハミング涼感テクノロジー」を販売。湿度が高いために感じる暑さを和らげようとしている。

 ダイキンが18年に実施した調査によると、湿度が高いと汗が蒸発せず、気化熱による体温の低下がなくなり、さらに暑く感じるのだという。ここに着目したのが、ハミング涼感テクノロジー。衣類に付着した汗を繊維に引き込み通気性をキープし、衣類内の湿度を下げることで“涼感”の実現を図っている。
 岐阜県多治見市で実施した、ハミング涼感テクノロジーの使用実感に関する満足度調査では、参加した100人のうち「満足している」と回答した人は約90%に上った。また、さらっとした衣類の着心地を感じた人は約80%に上り、さらに約80%の人が家族や知人に勧めたいと回答した。
 多治見市は、07年に日本の史上最高気温(40.9℃)を記録したことのある地域。参加者の95%が暑さが厳しいと感じる中、ハミング涼感テクノロジーによって「汗をかいた後に受ける風がとても心地良く感じた」という。柔軟剤による暑さ対策に期待できそうだ。
【関連記事】
ヨネックス、本日から涼感素材マスクの抽選販売 オンラインでのみ受け付け
冷感マスク需要で売上が2倍増加! 大人気の「ハッカ油」活用術
30℃の真夏日でも爽快!! アイリスオーヤマの「クールウェア」を使ってみた
IQOS夏のプロモーション第2弾! 限定カラー“涼”の魅力は?
屋外の作業などで上半身に涼しさを届ける、LOGOSの空調ベルト
編集部おすすめ