ソニーの十時裕樹副社長兼CFOは、10月28日に開催した2021年3月期第2四半期の決算説明会の中で、PlayStation 5(PS5)における今年度の販売台数の目標について「PS4の発売初年度実績である760万台以上の達成を目指す」と語った。新型コロナウイルスによる巣ごもり需要で、ユーザーのゲームの総プレー時間が増えており「下期も継続するとみている」と予測する。


 PSユーザーの総プレー時間はピークだった4月から落ち着いたものの、「9月になっても依然として前年同期比約30%増と好影響が続いている」という。
 ゲーム&ネットワークサービス分野(G&NS)の第2四半期の売上高は、5066億円(同11%増)で522億円のプラスとなる大幅な増収だった。「PS5導入を控えたハードウェアを除く全てのカテゴリで増収になった」と好調ぶりをアピールした。G&NS分野の営業利益も、1049億円(61%増)で399億円の大幅な増益だった。
 ソニーの第2四半期は、売上高が2兆1135億円で88億円減の微減にとどまり、営業利益が3178億円(14%増)と第2四半期として過去最高を達成した。株主に帰属する四半期純利益は4596億円(145%増)と好調だった。
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