新サービスでは、ECサイトでの商品購入後に、ヤマト運輸から届くメールのURLから受け取り店舗を指定することで、商品の店舗への到着後に2次元バーコードを添付した納品完了メールが届き、受け取り店舗で2次元バーコードを提示することで商品を受け取れる。
同サービスについては、8月からEC商品の受け取り拠点となる店舗の募集を開始しており、東を中心に展開する「マルイ」「モディ」、全国展開するファッション専門店「はるやま」「フォーエル」、中国地方を中心に展開するスーパーマーケット「天満屋ストア」、福岡県を中心に調剤薬局やドラッグストアを展開している「大賀薬局」、ホームセンターなど、全国の約600店舗から申し込みがあった。
同サービスによって、利用者はスーパーやドラッグストアなど生活スタイルに合わせた場所で荷物の受け取りが可能になり、2次元バーコードを提示するだけなのでスムーズに荷物を受け取ることができる。また、受け取り店舗で利用可能な割引クーポンなどがもらえる。
一方、受け取り店舗で新たなシステム投資を行うことなく、サービスの導入は専用端末を置くだけで、受け渡した荷物の個数に応じて手数料収入が入る。さらに、自店舗の割引クーポンなどを発行可能なので、荷物受け取りついでの買い物や、新規顧客の集客が期待できる。
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