ahamoの契約にあたり、dアカウント発行・dポイントクラブ入会、オンライン発行dポイントカード番号の発行・dポイントカード利用者登録が必要。
つまり、ahamoに移行予定のドコモ回線にひも付いたd払い残高は、念のため事前に使い切っておくほうが安心だ。なお、ahamo利用中は、dアカウント、dポイントクラブ、オンライン発行dポイントカード番号の廃止はできない。
ほかにも、「シェアパックの廃止または代表回線の変更」「(ahamo回線に変更したい)データ専用プランの音声対応プランへの変更」「請求書払いから口座振替・クレジットカード払いへの変更」「請求書送付先住所と契約者住所が異なる場合は同一に変更」「料金明細の郵送での確認をウェブでの確認へ変更」など、事前に「申込・変更・廃止」が必要な項目が多数挙げられている。
さらにahamoへ移行すると、「spモード コンテンツ決済サービス」の継続、ドコモメール・ドコモ電話帳の継続が不可となる。キャリアメールであるドコモメールについては、メールデータ・メールの設定情報・各種メールアドレス全てがサーバーから削除され、ドコモ電話帳については、クラウド同期しているデータも消去され、ともに復旧は不可能になる。
また、ahamoは「ワンナンバーサービス」と、主回線・ペア回線(データ専用プラン)の2回線で主回線のデータ容量を分け合う「データプラス」非対応と判明。Apple Watch GPS + Cellularモデル、2台目のタブレット端末・モバイルWi-Fiルータと組み合わせて使えない。契約者年齢・利用者情報登録も従来とは異なる。
注意事項に全て目を通し、今の契約内容で事前に申込・変更・廃止が必要なサービスが多数あると判明したら、ahamoへの移行はハードルが高いといえよう。
なお、ahamoの月額料金は当初は税別で2980円だったが、21年4月1日から総額表示が義務付けられることもあり、「税込月額2970円・月間データ量20GB・1回5分以内の国内通話料無料」に変更になっている。当初の税別2980円だと税込み3278円になるため、支払総額は1回線につき308円下がった。
ますますコスト面のパフォーマンスは高まったが、ahamoは、dカードなどのドコモの決済サービスと、ドコモの4G/5Gネットワークだけ利用したい人向け、自身でオンラインで手続きを完結できる人向けとの見方が強い。サポートコストの削減(電話・ショップでのサポートなし)、家族間通話無料なし(同一「ファミリー割引」グループ回線からのahamo契約回線への発信は無料)、子育て世代向けの「ドコモ子育て応援プログラム」「ドコモのプランについてくるAmazonプライム」の自動廃止などが安さの理由ということになる。(BCN・嵯峨野 芙美)
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