オーディオストックは、音の流通プラットフォーム「Audiostock」で、3月30日から音楽配信代行サービスの提供を開始した。

 新サービスにより、Audiostockに登録中のアーティストは、自身のオリジナル曲をApple MusicやSpotifyなどの主要サービスを通して全世界へ配信することが可能となる。
従来のライセンス販売や店舗BGMへの提供に加え、配信も可能となることで、総合的に楽曲の収益化ができるプラットフォームとしてアーティストをサポートする。
 Audiostockは、約1万7000組の音楽クリエイターが制作した約68万点の音楽作品を販売する日本最大級の音の流通プラットフォーム。今回、音楽クリエイターのさらなる収益化を実現するため、世界中の音楽配信サービスへ楽曲を配信できる機能を提供開始した。
 新サービスでは、アーティストは初期費用0円で楽曲の配信をスタートすることが可能。配信後は、各音楽配信サービスから得る売り上げから手数料を除いた金額を報酬として受け取ることができる。アルバムは、1枚につき1~30曲収録が可能で、配信枚数も無制限となっており、追加費用なく何枚でも配信することができる。また、配信を継続するための利用料や年会費なども一切不要なため、ランニングコストがかからずに楽曲の継続的な収益化を実現できる。
 Audiostockはこれまで、音楽作品の可能性を最大化させるため、映像クリエイターやYouTuberなどの個人ユーザーから、映像制作会社などの法人ユーザーまで、あらゆる層の動画制作者へ向けて楽曲のライセンスを販売してきた。また、店舗向けBGMサービス「Audiostock store music」や、TV/ラジオなど放送利用者向けサービス「Audiostock Artists directed by SPACE SHOWER」など、「音楽を使用する」ユーザーを想定した様々なサービス展開を行ってきた。
 今回の音楽配信代行サービスの提供開始により、音楽を使用するシーンから個人が視聴するシーンまで、多様な場面で楽曲を収益化したいアーティストをサポートする、総合的な音楽プラットフォームとなることを目指す。
【関連記事】
無料でも大活躍のSpotify! 気分転換におすすめの音楽サブスクアプリ5選
Spotify、無料プランの再生時間制限を廃止 好きな順番で再生可能に
音楽ストリーミングサービスを直接再生! 英国発の高音質スピーカー「ruarkaudio R3」
「AirPods Max」の長期使用で見えてきた! アップル高級ヘッドホンの三つの魅力
「Googleフォト」がついに有料化! 年末年始に見直したい写真保存
編集部おすすめ