日宣印刷は、主に飲食店向けの感染症対策グッズとして「飛ばしませんす」を1月から販売している。マスク会食の代替案だ。


 飛ばしませんすは、会話の際に一時的に口元を隠せる、全て紙製の使い捨てできる小さな簡易扇子。両面に、オリジナルの絵柄を入れて作成可能で、店舗や企業のロゴマークを入れることでオリジナルグッズとしても活用できる。また、100%紙製のSDGs対応商品であり、使用後は折りたたんで捨てられる。
 印刷時に、都インキの抗菌ニス「エコハートSにおわなインキ」を施しており、日宣印刷が行ったフィルム面に塗布した検体を使用した試験では、接種直後に約1万3000~1万4000個だった黄色ぶどう球菌が、24時間後には1個未満に減少したほか(無加工製品では800~5000個)、接種直後に約1万4000個だった大腸菌も、24時間後に1個未満に減少している(無加工製品では100万個に増殖)。また、サルモネラ菌、大腸菌O-157でも菌の減少が確認された。
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