完全ワイヤレスイヤホン(TWS)市場でソニーのメーカー別販売台数シェアが急伸、アップルに4.7ポイント差まで迫っている。家電量販店・ネットショップの実売データを集計する「BCNランキング」から明らかになった。


 ソニーのシェアは2021年6月2週に19.6%を記録。前週から12.1ポイントの大幅増で首位のアップルに4.7ポイント差まで迫った。シェア急伸の要因はソニーが6月25日に発売する新製品「WF-1000XM4」。19年に発売しヒットを飛ばした「WF-1000XM3」シリーズの後継モデルだ。発売前の予約分のみでシェアを大きく押し上げた。現在、TWS市場は「AirPods」シリーズが断トツの人気でアップルが首位を独走中。しかし、参入企業も多くシェアは低下傾向にある。
*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。
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