●キャンプに比べて必要な道具が少ない
まず挙げたいのが、キャンプに比べて必要な道具が圧倒的に少ないという点。基本的には、以下のものがあれば焚き火ができる。
●焚き火台
●火ばさみ/トング
●薪
●(必要であれば)着火剤
●(必要であれば)軍手
しかも、キャンプ場によってはこれらをレンタルや購入で用意してくれるところもあるので、手ぶらで行っても焚き火できるほどの手軽さだ。もちろん、購入してもキャンプに比べて少額で済み、その後本格的にキャンプにはまったとしても使える道具なので無駄にはならない。
●科学的な裏付けのある癒しが得られる
焚き火の炎には1/fのゆらぎが含まれており、癒しになるという。何もせずにぼーっと炎を眺める。それだけで日頃のストレスを和らげてくれる。
●コミュニケーションを促進する効果も
日本のいろりやキャンプファイアなど、人々が火の周りに集まって会話をする光景はよく見られる。火が人々のコミュニケーションにもたらす影響について実験をおこなった研究によると、火があることにより人々は「リラックスする」、「癒される」、「親しくなれる」と感じたという。また、会話のなかでうなずく回数が増え、会話が途切れる回数や発話のない時間が減るという効果もあった。親しくなりたい相手がいるのであれば、日帰り焚き火に誘って一緒に火を囲んでみるといいかもしれない。
●関東周辺の日帰りで焚き火が楽しめるおすすめ5施設
鬼怒川温泉オートキャンプ場は、温泉街の少し北、鬼怒川の山々に囲まれた渓流沿いにある。
古民家ファミリービレッジは埼玉県飯能市名栗にある小さなキャンプ・バーベキュー場。焚き火台などのレンタルをおこなっており、重い荷物を用意することなく焚き火を楽しめる。施設内には一級河川の入間川が流れ、川遊びも楽しむことが可能。マイナスイオンたっぷりで心身ともにリフレッシュできるだろう。
都心から約1時間という恵まれた立地にある昭和の森フォレストビレッジ。平日限定の焚き火プランが用意されており、仕事終わりに焚き火をしに行くのもいいかもしれない。都心から近いだけに、コンビニ、スーパー、ドラッグストア、100円ショップが徒歩圏内にあるのが便利。レンタルや物販も充実しているため、初心者でも安心だ。
氷川キャンプ場は東京の奥多摩で大自然を満喫できるキャンプ場。
桐花園は都心から70分でアクセスできるキャンプ場。広々とした多目的広場で心とからだを開放しながらデイキャンプが楽しめる。必要なものをすべて用意してくれるお手軽バーベキュープランも魅力的。プランも豊富で、自分に合ったものを選べる。近くには相模湖や陣馬山もあり、一緒に訪れることができる。
●日帰り焚き火でキャンプの魅力を体験しよう
初心者でも気軽に楽しめる日帰り焚き火は、必要な道具も少なく、関東周辺の多くの施設で楽しめるため、キャンプに比べて手軽に始めることが可能だ。キャンプを始めるとなると気持ちの面でもお金の面でもハードルが高いと感じる人におすすめといえる。まずは日帰り焚き火でキャンプの魅力の一端を感じてみてほしい。(ライター・ハウザー)。
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