東武鉄道と東武商事、ファミリーマートは、TOUCH TO GOが開発した無人決済システムを導入した実用化店舗として、「ファミリーマート岩槻駅店」を10月12日にリニューアルオープンした。

 岩槻駅は、埼玉県内の東武アーバンパークラインにおいて乗降人員が3番目に多い急行停車駅。
ウォークスルー方式の無人決済システムによって、スピーディで快適な買い物体験の提供と店舗オペレーション省力化を目指す。アクセスは東武アーバンパークライン岩槻駅すぐ、住所は埼玉県さいたま市岩槻区本町1丁目1-1。営業時間は6時~22時。
 仕組みは、設置したカメラなどの情報から、入店した顧客と手に取った商品をリアルタイムで認識し、出口付近の決済エリアに立つと、タッチパネルディスプレイに自動的に購入商品と合計金額が表示されるので、現金もしくは電子マネー・クレジットカードで支払う。
 TOUCH TO GOは、JR東日本スタートアップとサインポストの合弁会社。西武鉄道は今年8月に、TOUCH TO GOが開発した無人決済システムを導入した駅ナカコンビニ「トモニー中井店」をオープン。またTOUCH TO GOは、新たに極小地向け無人決済システム「TTG-SENSE MICRO」を開発、1号店がオープンした。「無人決済店舗」は、従来はコンビニ出店が難しかった場所、人材不足の過疎地、自動販売機しか置けない程度の極小地などでも物販が可能になる技術として期待されている。
【関連記事】
無人決済コンビニが西武新宿線・中井駅にオープン キャッシュレス・現金対応
無人決済店「TOUCH TO GO」をもっと身近に! 東芝テックとタッグ
東武動物公園駅徒歩1分の「無印良品」 9月16日オープン 芝生のオープン広場と一体化 スーパー隣接
東武グループ共通ポイント「TOBU POINT(トブポ)」、登録済PASMO利用でポイント付与
今さら聞けない電子マネー「iD」と、「Suica」など交通系電子マネーの違い
編集部おすすめ