おうち時間が増えて販売が好調な調理家電。中でもいろいろな料理がマルチにできる高付加価値商品より、たこ焼き器など単機能に絞ったコスパのいい商品が売れているようだ。
家で本格的な蒸し料理が楽しめる「むしざんまい AMZ-450」もまさにそんな特化型調理家電。この冬、話題の商品になりそうだ。

●いい香りが充満、ヘルシーでジューシーな蒸し料理
 家電ディストリビューターの電響社のグループ会社でPB商品を手掛けるアピックスインターナショナルは12月初旬、電気せいろ蒸し器「むしざんまい AMZ-450」を発売する。内径18センチの竹製せいろが二つ付いて価格は8800円前後の予定。
 竹製せいろは二段重ねにでき、例えば上段に蒸し野菜、下段に焼売や肉まんなどを同時に調理することが可能だ。
 同梱のレシピブックには、蒸しアクアパッツァやかぼちゃのチーズフォンデュ、蒸しハンバーグ、蒸しスペアリブ、豆乳グラノーラ蒸しケーキなど8品目のレシピを紹介。ハンバーグやスペアリブはオーブンで焼くイメージがあるが、蒸すことで余分な脂が落ち、しかもふっくらとしたジューシーな仕上がりになるそうだ。
 実際に商品のデモを見ると、調理中もいい香りが漂うが、せいろの蓋を開けた瞬間にやさしい香りが一気に広がり食欲がそそられる。
 調理方法は簡単で、蒸し鍋の中にお湯や水を入れてタイマーを回すだけ。蒸し鍋は本体から取り外せるので手入れが簡単なのもいい。
 サイズは幅290×奥行237×高さ280ミリとコンパクト。1~2人用におすすめサイズとなる。
なお、内径18センチのせいろなら、市販のものでも代用できるという。
 最近は飲食店のテイクアウトメニューも充実している。ちょっと贅沢をしたいなら、飲茶専門店のチルドの点心を持ち帰って家で本格的な飲茶タイムを過ごすのもありだろう。「むしざんまい」のいろいろな楽しみ方が膨らむ。(BCN 細田 立圭志)
【関連記事】
「DEAN&DELUCA」監修レシピが、パナソニックのIoT調理家電でつくれる
リニューアルしたビックカメラ池袋本店、「美ック」で躍動感あふれる楽しい売り場に
エディオン京都四条河原町店、リアル店舗ならではの「気づき」のある売り場づくり
京都ヨドバシの「ヨドチカ」リニューアルで、スーパー「ロピア」が京都に初進出!
累計販売台数17万台を突破! 新しくなったアイリスオーヤマの「両面ホットプレート」の魅力を検証
編集部おすすめ