電気自動車(EV)のファブレスメーカーとして水平分業型の開発を推進するフォロフライは11月11日、中国EV電気駆動システム製品のサプライヤーであるJee Technologyと共同開発したEVバッテリ交換設備を発表した。

 EVバッテリ交換設備は、EVを施設の中に入れて、その場でフル充電の別のバッテリと交換できる設備。
バッテリがフル充電になるまで待たずに、短時間での交換が可能になる。既に同設備に対応したバッテリ交換式の車両について、複数の自動車OEMと協議を始めているという。
 フォロフライは2021年8月に京都大学の国際科学イノベーション棟に設立。10月にファブレス生産によるECのラストワンマイル用1トンEVトラックの宅配車両ナンバーを取得し、SBSホールディングスが今後5年間で約2000台の保有車両をEVトラックに置き換えていくと発表した。中期的に約1万台のEVを導入する予定だ。
【関連記事】
SBSホールディングス、ECの配送車両で1台380万円の「EVトラック」を全面導入
日本初「空飛ぶクルマ」の屋外での無人飛行成功で拓ける未来
ソニーの電気自動車、ついに国内で初披露
トヨタ、滴滴とMaaS領域で協業拡大、新会社などに660億円を出資
ベンチャー主導で公道も走るEVコンセプトカー
編集部おすすめ