できるだけ数値を小さくするため、体重は風呂上がり、基本全裸の状態で測るようにしている。しかし脱衣所が極めて狭いため、ヘルスメーターは常時置いておけない。測る時だけ布のバスマットをずらしてヘルスメーターを置いて測るようにしていた。これがまあなんというか、極めて面倒くさい。かといってマットがなければ床はびちょびちょだ。
ヘルスメーターはBluetoothでスマートホン(スマホ)とつながるハイテクモデル。アプリを立ち上げて乗るだけで、体重、体脂肪、BMIはいうに及ばず、筋肉量、内蔵脂肪量、水分量からタンパク質量など17項目ものデータが収集できる。スマホに転送して記録、グラフまで描いてくれるスグレモノだ。肝心の体重の計測は、裏の四隅についているゴム足を支える部分に仕込んだセンサで行う仕組みだ。
こうしたハイテクメーターに限らないが、普通のフワフワした布製バスマットの上にヘルスメーターを置くと、きちんと体重の計測ができない。特にゴム足センサで計測するタイプはなおさらだ。そこで、新たに導入したのが珪藻土のバスマット。見た目は単なる板だが、吸水力があるらしい。マットというより、プレートという感じだが、これがいい。上にヘルスメーターを置いても、全く問題なく体重が量れる。いちいち布のバスマットをどける必要がない。
珪藻土バスマットはホームセンターの安売りで800円ほど。
吸水力がすごい、とはいえ、見た目はざらざらした石板。真冬のこの時期、濡れた足を乗せたらさぞ冷たかろう。そう思いつつも、試してみることにした。風呂上がり、恐る恐る足を乗せてみると、ほとんど冷たくない。
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