BASEは4月14日に、ネットショップの売上をすぐに全国のVisa加盟店で利用できる「BASEカード」のリアルカード発行を開始した。

 「BASEカード」は、ネットショップの売上金をただちに全国のVisa加盟店で利用可能なプリペイドカードで、個人やスモールチームが直面する資金繰りの課題を解消すべく、キャッシュフローの早期化を目的に発行を開始している。

 通常、BASEを利用しているネットショップが、売上金を利用するために振込申請をする場合には、銀行振込まで10営業日が必要となり、あわせて振込手数料(一律250円)と事務手数料(振込申請金額が2万円未満の場合は500円)が発生する。一方、「BASEカード」では、振込申請の手間や手数料の費用負担が一切かからない。
 2021年9月に発行が開始されたバーチャルカードは、全国のVisa加盟店でのオンライン決済に対応しているが、今回発行が開始されたリアルカードは、実店舗(オフライン)でも決済できる。
 リアルカードの発行にあたっては、あらかじめバーチャルカードの発行が必要で、発行手数料として980円が必要となる。年会費は無料。
 なお、リアルカードの発行を記念して、7月31日23時59分までにリアルカードを申し込んだ人を対象に、発行手数料(980円)を無料にする。
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