●電動キックボードは「特定小型原動機付自転車」へ
今回、衆議院で可決された道路交通法の改正案では、最高速度が時速20km以下など、一定要件を満たす電動キックボードを新たな車両区分である「特定小型原動機付自転車」に位置づけた。
同改正案の衆議院での可決を受けて、Luupは新しく整備されるルールに則って、安心・安全・便利にサービスを利用してもらえるよう、車両とサービスの開発・改善を継続するとともに、新しいルールが整備されるまでの期間、それらのルールの周知に向けた啓発活動に注力する。
さらに、これまでの安全性検証のための実証実験から、今後は地域の課題を解決するための実証実験とするべく、日本全国の地方都市や観光地へ展開エリアを拡大していく。また、現行のシェアリング事業に加えて、新しい保安基準に適合する電動キックボードの販売事業への参入も検討する。
なお、同社の代表取締役社長兼CEOである岡井大輝氏は、電動キックボードの主要事業者が加盟する「マイクロモビリティ推進協議会」の会長として、関係省庁や自治体と引き続き連携し、対話を続けていく。
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