セブン銀行とその子会社であるACSiONは7月8日に、従来のATMの概念を超えたサービスを創造し、社会的価値を拡大すべく、金融機関や事業会社と連携して、新型ATM(第4世代)に搭載されている認証機能を活かした手続受付サービスの先行利用をさらに拡大することを発表した。

 現在、セブン銀行では金融機関や事業会社と連携して、東京都の一部エリアに設置されている約1000台の新型ATMを対象に、顔認証機能を活用した届出情報の変更や新規会員登録といったサービスの先行利用を実施している。
とりわけ、金融機関向けには窓口業務の代替を含めた業務の合理化や顧客接点の強化として、新型ATMを活用したさまざまなサービスを具体化しつつある。
 今回、これまで先行的に取り組んでいた静岡銀行に加えて、千葉銀行など3行の参画が決定し、サービス対象エリアが1都5県、対象ATM台数が約6000台に拡大することとなり、従来からの参画企業でもより幅広い範囲で先行利用が可能になった。
 今後は、セブン銀行ATMを現金プラットフォームとしてだけでなく、金融機関、事業会社、行政・医療サービスで幅広く利用してもらうよう、新たな社会的価値創出に向けてさまざまな取り組みを進めていく。第1弾としては、金融機関向けに口座開設や届出情報の変更を受け付けるサービス、顧客への情報通知サービスを提供するとともに、これら機能を活用した継続的顧客管理、在留期限管理の支援といった、さらなるサービスの開発を行う。
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