ヌーラボは、同社が提供する、オンラインで作図・複数人での共同編集を可能にするツール「Cacoo」において、図形の移動やスクロールなどでキャンバスサイズを超える場合に、自動的に作図できる範囲が拡大される「無限キャンバス」をリリースした。

 「Cacoo」ではこれまで、最大縦8000px×横8000pxのキャンバスサイズを超えて図形を置くことはできず、キャンバスサイズを超える位置に図形などを配置した場合、強制的に戻され、キャンバス内に配置される仕様だった。

 「無限キャンバス」のリリースにより、キャンバスサイズを超えて図形を配置した際、自動的に作図できる範囲が拡大されるようになった。また、今回新たにリニューアルした「フリーサイズ」にはキャンバスサイズの境界が存在しないため、フリーサイズのシートを利用した場合は、キャンバスサイズの境界を意識する必要がなくなった。
 これにより、Cacooユーザーは、作図可能な範囲を気にすることなく、今まで以上に自由にアイデアを出しチームメンバーとコラボレーションすることが可能になる。なお、作図できる範囲には、利用に支障がない程度の十分に大きな制限値(キャンバス上の座標値で-1000万px~1000万px)を設けている。
 また、今回の「無限キャンバス」リリースにともない、ズーム比率も従来の25%~200%から1%~800%まで拡大した。
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