大学生協事業連合による「ユビレジ」の導入は、保守・運用コストの削減や、各大学生協間でのサービスレベルの標準化を目的に、それぞれのエリアで異なっていた販売システムを刷新して進められた。
9月からは、東京地区管轄エリアに所在し大学生協事業連合の会員となっているすべての大学生協にて、先行してユビレジが稼働し、それぞれの大学生協が運営する食堂や売店、書店といった、学内のあらゆる購買体験の場で活用されている。
ユビレジは、基本的なレジ機能に加えて、複数店舗の一括管理も可能なクラウドPOSレジ。店舗ごとの販売・収益状況をリアルタイムで把握でき、iPadを活用したタッチパネル式なので視認性・操作性が高く、直感的に使いやすい。
ユビレジの導入によって、煩雑な売上管理業務から解放されるほか、現場従事者への教育コストも抑えられるため、飲食・小売など業態を問わず数十店舗以上を展開する大型企業でも多く活用されている。
今回の大学生協でのユビレジ稼働では、三井住友カードが提供するオールインワン決済端末「stera terminal(ステラターミナル)」、およびポケットチェンジが提供するオリジナルマネー発行プラットフォーム「pokepay(ポケペイ)」と連携しており、多様なキャッシュレス決済に対応するだけでなく、各生協独自の電子マネーでの決済がアプリで可能になった。また、各生協独自のポイント制度もあらゆる購買機会でユビレジを介してシームレスに活用できる。
【関連記事】
「ユビレジ QRオーダー」の累計会計金額が10億円を突破、6月の開始から
弥生会計シリーズとタブレットPOSレジアプリ「ユビレジ」が連携
飲食店向けサブスク型POSシステム「NECモバイルPOS」が1000社に導入
深谷テラス ヤサイな仲間たちファーム、「STORES 決済」導入、全エリアでキャッシュレス決済が利用可能
【記者のひとこと】本当の購買履歴はPOSにある