年賀はがきの発売は11月1日。年賀状のシーズンは毎年11月1日から、年明けの1月上旬ぐらいまでと考えていいだろう。元日配達の年賀状受付は12月15日から25日頃まで。自慢じゃないがクリスマスまでに年賀状を送り終えたことなど一度もない。カメラ店などに印刷を頼む場合は、何とか12月中旬までに発注して、ぎりぎり年内納品という年もなくはない。
11月1日から1月10日までの、日々の販売台数の動きをグラフにした。対象はプリンタ(インクジェットとサーマル)、インク(インクジェット用インクとサーマル用リボン)に加え、比較対象としてテレビ(液晶と有機EL)の3カテゴリーだ。山と谷を繰り返しているが、ほとんどの山は土日。家電製品は休日に売り上げが伸びるというのがパターンだ。プリンタの動きを見ると、11月下旬ぐらいから少し売り上げが伸び始め、12月に入ると週を追うごとに売り上げが増えていく。12月11日(そろそろまずいか)、18日(早くしないと間に合わなくなるぞ)と、徐々に焦りの度合いが高まっていき、25日(やばいやばい。何とカ年内にどうにかしないと)と、年賀状プレッシャーがピークに達すると売り上げも最大になる、という構図だ。
インクの売り上げもプリンタに似ているが、12月中旬から急に上昇する。プリンタはあるし、いざとなればすぐに刷れるから大丈夫だ、と油断していたら、いざ刷ろうとなるとインク切れが発覚。
さすがに元日からプリンタを買いに行く気は起きない、ということもあるだろう。しかし、2日になると売り上げがググっと上昇。
近年、年賀状のやり取りは目に見えて少なくなった。出すには出すが、印刷するにも枚数はかなり減った。虚礼廃止ということで「年賀状じまい」を宣言する人もちらほら出てきたが、まだそこまでは行けない。あとしばらくはドタバタの年末年始を送ることになるのだろう。(BCN・道越一郎)
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