iPhoneでChatGPTを使うのに役立つのが「ショートカット」機能だ。設定すると複数の機能や操作を自動化してくれるこの機能を使って、ChatGPTをすばやく起動してみよう。
ChatGPTの「OpenAI API」キーを入手する ChatGPTを利用するのに必要なのが、「OpenAI APIキー」というもの。アカウントの取得は無料で、英語のサイトのみとなっているが、やるべきことはわかりやすい。
まずはOpenAiのウェブサイトを開き、アカウントを作成する。新規作成するには、「Sign up」、すでにアカウントを持っている場合は「Log in」をタップする。ここでは新規作成する方法を紹介しよう。
「Sign up」をタップしたら、メールアドレスの入力画面が表示されるので、メールアドレスを入力し、「Continue」をタップ。続いて、ログインに使用したいパスワードを入力して、「Continue」をタップする。
続いて先ほどのメールアドレス宛てにメールが届くので、メールに書かれた「Verify email address」をタップして認証を完了する。これでアカウントが作成できた。
「OpenAi」のログイン画面に戻るとログイン後の画面になり、名前、生年月日、電話番号を登録すると、SMSで認証コードが届く。届いたコードを入力すれば準備は完了。
先ほどメールアドレス宛てに届いたメールの「Verify email address」をタップすると、「Welcome to OpenAI」というページが表示される。画面右上のメニューアイコンをタップ→一番下の「Personal」→「View API keys」の順にタップしていくと、「API keys」というページが出てくる。
次に、「+Create new secret key」をタップし、名前を入力して「Create secret key」をタップすると、自分専用のOpenAI APIキーが表示される。
発行されたOpenAI APIキーをコピーすれば、ほぼ準備は終わったようなもの。次のステップに備えて、キーをコピーしておこう。
●iPhoneの「ショートカット」を活用
この後は、iPhoneの「ショートカット」アプリを使う。配布URL(https://www.icloud.com/shortcuts/08b02bf88171454387dd4e44539d575b)を開くと、自動的に「Inteligente sin API」というショートカットの追加が表示されるので、「ショートカットを追加」をタップする。あとは、このショートカットを編集していこう。
「テキスト」に入力された文字を削除し、OpenAI APIキーをペーストする。続いて、「~でテキストを要求」の前を削除し、「chatgptに質問」と入力する。
さらに、「Inteligente sin API」の部分を「教えて」などの呼び出しコマンドに変更しよう。ここは自分で使いやすいコマンドにしてもいい。
ホーム画面で使うには、「教えて」のショートカットを長押しして、「詳細」→「ホーム画面に追加」をタップ。これで設定は完了した。
●手入力やSiriで使ってみよう
手入力の場合は、先ほどホーム画面に追加した「教えて」のアイコンをタップする。初回起動時はOpen AIへの接続を許可するかどうか聞かれるので、「許可する」をタップ。あとは、質問した内容への回答が表示されるのを待つ。
Siriを使う際は、「Hey Siri」もしくはサイドボタンでSiriを起動し、「教えて」と話しかけるといい。今回は「夏の挨拶文を教えて」と話しかけたところ、季節に合った挨拶文を教えてくれた。
手入力とSiriでは回答の内容に少し違いがあり、Siriのほうが内容があっさりしているように感じた。いくつかのパターンの回答が知りたい際は、手入力のほうがいいだろう。
ChatGPTは多くの人がまだまだ使い方を模索している段階だ。
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