KKDAY JAPAN(ケーケーデイジャパン)は7月20日に、同社の開発、運用する観光事業者向け予約管理システム「rezio(レジオ)」を、横浜市立よこはま動物園ズーラシア(神奈川県横浜市)に導入したことを発表した。

●インバウンド需要に対応
 「rezio」は、観光事業者のデジタル化を支援し世界とつながることを目的とした、観光事業者向けの予約管理システム。
オンライン販売の環境づくりやインバウンド対応、さまざまなチャネルからの予約の一括管理、電子チケット発行などに対応しており、日本国内では旭山動物園やあしかがフラワーパーク、琉球村など1000以上の施設や体験に導入されている。
 これまで、ズーラシアでは公式サイトからオンラインで前売り券を購入できず、販売経路が限られ、来場しようとする人にとっても手間がかかるという課題を抱えていた。また、海外渡航の解禁によって訪日旅行者数が急速に回復している中で、インバウンド集客の拡大が急務となっている。
 今回の、ズーラシアへの「rezio」導入によって、公式サイトへのオンラインチケット販売ページの設置と、インバウンド集客に強みを持つKKdayサイトでの、多言語によるチケット販売ページの展開が可能となった。
 さらに、ズーラシアにとっては売り上げが向上するとともに、さまざまな経路から流入してくる来場客を一括で管理できるようになり、業務の効率化につながる。
 KKdayサイトにおけるズーラシアの前売り券価格は、一般が800円、中人・高校生が300円、小・中学生が200円、小学生未満は無料。支払い方法は、クレジットカード、PayPayApple Pay、Google Payに対応しており、当日は指定の場所にてコードを提示するだけで入場が可能となる。

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