サウジアラビア(サウジ)を始め中東圏のニュースを日本語で発信するアラブニュースは12月18日、東京の日本外国特派員協会で、サウジから訪日中のバンダル・イブラヒム・アルホラエフ 産業・鉱物資源大臣を招き記者懇談会を開催した。
アルホラエフ 産業・鉱物資源大臣は「現状では未開拓だが、サウジには多くの鉱物資源が眠っている。
サウジでも、中国ブランドの電気自動車(EV)の存在感が高まっていることに関しては、「日本の企業やブランドはサウジで大きな力を持っていることは事実。しかし、市場の力学には変化が生じることもある。現在、サウジで所有されている車の50%は日本車で、最も人気のあるブランドはトヨタ。しかし仮にトヨタであっても、マーケットシェアを守る動きを取らなければ、その地位を失いかねない状況にある。実際にサウジに来て実情を見てほしい」と警鐘を鳴らした。
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アルホラエフ 産業・鉱物資源大臣は「現状では未開拓だが、サウジには多くの鉱物資源が眠っている。
リン鉱石、亜鉛、アルミニウム、金、銀などがおもなもので、最新の見積で1兆3000億ドルに及ぶ規模だ。こうした資源を求める国との連携を深めるため、2022年に首都リヤドで『第1回未来鉱物フォーラム』を開催した。来年1月にも3回目のフォーラムを開催する予定だ」と話す。また「製造業では化学製品について実績のあるサウジだが、さらに付加価値の高い分野への参入も計画している」と話した。
サウジでも、中国ブランドの電気自動車(EV)の存在感が高まっていることに関しては、「日本の企業やブランドはサウジで大きな力を持っていることは事実。しかし、市場の力学には変化が生じることもある。現在、サウジで所有されている車の50%は日本車で、最も人気のあるブランドはトヨタ。しかし仮にトヨタであっても、マーケットシェアを守る動きを取らなければ、その地位を失いかねない状況にある。実際にサウジに来て実情を見てほしい」と警鐘を鳴らした。
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