【最近気になる注目ワード・18】 最近Xでよく見かけるのが、「#あっわたし時代についていけてない」というハッシュタグ。時代が変わっていくことへの戸惑いや、世代間の違いを浮き彫りにする声が続々と寄せられている。
具体的にどんな変化が人々を「時代についていけない」と感じさせるのか、詳しく紹介していこう。

●あの青いマークも店の名前も今や過去形?
 まずはX関連の「時代についていけない」という声から。「Twitter」が「X」へと名称を変更したことに伴い、その機能や用語も変化している。以前は「リツイート」と呼ばれていた行為が「リポスト」に。また「ファボ(お気に入り)」と呼ばれていた星マークが「いいね」とハートマークに置き換わっているのだ。
 しかし以前から「Twitter」を使用していたユーザーの中には、名称変更を知らず以前の用語を使い続ける人も。SNS上には「ずっとリツイートって言ってた。恥ずかしい」「いつの間にか変わってたのね」といった声が上がっていた。
 ジェネレーションギャップを象徴するような声も多く上がっている。「社会の窓っていう言葉が若い人に伝わらなくてビビった」「リアス式海岸じゃなくて、今はリアス海岸って言うんだってよ」「巻き戻しや早送りは、テープ世代にしか伝わらない言葉だった」といった声が上がっている。
 中には随分前に店舗の名称が変わったにも関わらず、古い名前で呼び続ける人も。「プラザをソニプラと呼んでしまう」「エディオン? 私の中ではまだ石丸電気よ」という反響が相次いだ。
慣れ親しんだ店の名前を更新することは、なかなか難しいということだろう。
 これらの投稿に「まさに私のこと!」「知らないうちに時代に取り残されてた」「これは笑った、でも分かる」と多くの共感の声が寄せられている。気づいていないだけで、あなたも一昔前の言葉を使っているかも? ハッシュタグ「#あっわたし時代についていけてない」を見ながら、最新の名称にアップデートしてみてもいいかもしれない。(フリーライター・井原亘)
「#あっわたし時代についていけてない」だけじゃない! 是非チェックしたいその他トレンドワード
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■Profile
井原亘
元PR会社社員の30代男性。現在は流行のモノや現象を追いかけるフリーライターとして活動中。ネットサーフィンとSNS巡回が大好きで、暇さえあればスマホをチェックしている
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