●700MHz帯と既存の4G・5G、ローミングを最適に組み合わせ
プラチナバンドは、ビルなどの障害物があっても電波が回り込みやすく、屋内や地下でも浸透しやすいという特性がある。
楽天モバイルは700MHz帯のプラチナバンドを既存の4G・5Gの周波数帯やパートナー回線(ローミングエリア)と最適に組み合わせて、コストを制御しながらユーザー数とトラヒックの多い都市部から活用していく。
ノキア製の無線機は、小型・軽量であることに加え、低消費電力を実現するという。また楽天モバイル傘下の楽天シンフォニーが開発する次世代分散ユニットの仮想化技術により、仮想化・Open RANに対応する。
これにより楽天モバイルは、新たに置換する1.7GHz帯や700MHz帯対応のアンテナへ、既存の1.7GHz帯用無線機と併設するかたちで無線機を取り付け、ソフトウェアを更新することで基地局の運用開始が可能になる。
独自の仮想化ネットワーク技術と既存の基地局を生かすことで、追加工事から運用までのリードタイムを短縮し、コスト効率を上げて基地局を展開していく。
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