●スマホユーザーの購入が増えている
「iPhone 15シリーズがType-Cになった結果、外付けSSDの販売が活性化している」。そう語るのは、外付けSSD/HDDを含めたPCアクセサリー専門チームの田村知也グループリーダー。クラウドサービスの月々のコストが積み重なることから、ユーザーにとっては外付けSSDを購入した方が経済的との認識が広がっているという。売れているのは、容量が1TB未満モデルが主流とのことだ。
外付けSSDに関しては、ほかにもテレビとの接続でも「配線がないという点でUSBタイプの外付けSSDを選択するケースもある」という。テレビへの接続という点では、多くの番組を録画したいというニーズが多く、価格が手頃であることから容量4TB以上の外付けHDDを購入する傾向が高い。また、「写真など、大量のデータをバックアップする用途で大容量モデルの外付けHDDを購入するお客様も多い」とのことだ。
どれを購入すればいいのかを来店客から相談を受けた際の推奨基準については、持ち運びの有無を聞いているという。田村グループリーダーは「持ち運ぶ場合は、衝撃に強い外付けSSDを提案する。持ち運ばない場合は、電源付きのモデルを外付けHDDをおすすめし、しかもテレビ録画で使うのであれば長時間の使用を踏まえて冷却性の高いモデルを推奨している」と説明する。
購入者による優先度については、データを素早く移行したい場合が読み込みと書き込みが速い外付けSSD、データの移行時間が長くても良い場合が外付けHDDを選択する。
●SSDは耐久性を重視、HDDは大容量を重視
おすすめの製品については、外付けSSDがサンディスク。他ブランドの製品と比較して価格が高いものの、耐久性や信頼性、読み書き速度などで評価が高いという。しかも、WindowsでもMacでもフォーマットせずに使えることから、「プロのカメラマンから非常に評価が高い」としている。
外付けHDDでは、大容量の需要に応えるバッファロー製品が推奨される。田村グループリーダーは「当社限定のモデルを販売しており、他社の店舗にはないという点で、お客様から評価を得ている」とアピールする。
外付けSSD/HDDの販売については、「前年と比較すると、売り上げが伸びている」と強調する。特に、値ごろ感が出ていることから外付けSSDの比率が高まっている。外付けSSDが手ごろな価格になりつつあり、しかもPC周辺機器としての用途に加えて多様なデバイスに接続できる点で、今後も需要が伸びる可能性を秘めている。(BCN・佐相彰彦)
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