【いま注目のトレンドワード・371】 3月11日にXでトレンド入りを果たした「ボーボボASMR」という謎の言葉。人気VTuber・月ノ美兎(つきのみと)にまつわる言葉なのだが、一体どのような経緯でトレンド入りを果たしたのだろうか。
詳しく見ていこう。

●月ノ美兎とギャグ漫画がコラボ!?
 「みとの日」である3月10日(日)に、月ノ美兎は新衣装のお披露目を配信。前もって「わたくしがずっと大好きな漫画『〇〇〇ー〇・〇ー〇〇』から一部引用のご許諾をいただきました……!」とXで告知していたことから、「10文字中7文字を伏字にしても分かるって凄い」「絶対にボーボボ」と配信前からファンをざわつかせていた。
 ファンが予想したのは、「週刊少年ジャンプ」で連載されていたギャグ漫画「ボボボーボ・ボーボボ」。アニメ化もされた人気作品だったのだが、それも約20年も前の話。事前告知でもすぐに伏字を理解できるファンと、「知らない」というファンの間で認知度に差が見られた。
 ざわつくファンをよそに始まった配信では、紫を基調としたうさぎモチーフの新衣装の部屋着をお披露目。そして新衣装公開後、始まったのは「ボボボーボ・ボーボボ」のセリフをささやき声で読み上げるという「ボーボボASMR」だ。月ノ美兎の美声で、「ボボボーボ・ボーボボ」のセリフ、さらにセリフにあった効果音もつけるという異色のコラボが実現した。
 視聴したファンからは「ボーボボでASMRしようと考えた美兎も、許諾出した集英社も面白すぎる」「最高過ぎた」と絶賛。原作を知らないファンからは終始戸惑いのコメントが見られたが、「内容を理解できないからこそ眠たくなる」と、安眠ASMRとしての役割は果たせたようだ。
 「今後新衣装を見るたびにボーボボを思い出してしまう」といった声も上がるほどのインパクトを残すことができた「ボーボボASMR」。
今後も続編はあるのか、次の配信に期待したい。(フリーライター・井原亘)
「ボーボボASMR」だけじゃない! 是非チェックしたいその他トレンドワード
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■Profile
井原亘
元PR会社社員の30代男性。現在は流行のモノや現象を追いかけるフリーライターとして活動中。ネットサーフィンとSNS巡回が大好きで、暇さえあればスマホをチェックしている

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