iPhone 12シリーズ(無印・Pro:'20/10/23発売、mini・Pro Max:'20/11/13発売)の発売当日の販売台数を「1.00」とした指数を算出。以降発売になった13、14、15シリーズ、そして先日発売になった16シリーズの発売から5日間の初速を比較した。iPhone 16シリーズは今回比較した5つのシリーズの中で、最も鈍い出足だった。
各シリーズごとにモデル別の販売台数構成比を算出した。12シリーズで最も構成比が高かったのはProで、miniが26.9%で続いた。13シリーズでもProが44.0%と最も高く、無印が34.1%で次いだ。14シリーズでは、miniがなくなった代わりに、無印よりも若干サイズが大きいPlusが登場。ところが惨憺たる結果で6.5%だった。続く15シリーズでもPlusは4.2%、16シリーズでは4.0%と、毎年構成比を下げている。14シリーズ、15シリーズでもProの構成比は高く、5割前後を占めた。今回の16シリーズでは、僅差で無印の構成比が上回った。
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