「ネットサーフィン」は大人世代だけに通じる言葉?
(画像はイメージ)
●死語になった理由は「サーフィンする必要がなくなった」から?
そもそも「ネットサーフィン」とは、インターネットという広大な海に存在する大量のウェブサイトを、リンクを辿るなどしながら次々と渡り歩きながら閲覧していくことを意味する。興味のおもむくまま、自由に様々なページを眺めていくのだ。
もちろん今でも暇な時間にネットを見る人は多い。そのため普通に通じるだろうと思いきや、ネット上では「20代の社員に『ネットサーフィン』が全く伝わらなかったよ!」「今の若い人ってネットサーフィンって言葉知らないっぽい!」という驚きの声が。
「ネットサーフィン」が死語なら、ネットを見て回ることを今どきの人は何と言うのだろうか。この問いに対し、「ブラウジングかな」「最近だとググるになるのかも」という答えが上がっている。
根本的な問題として「ネットサーフィン」という文化自体が無くなってきていることも、「ネットサーフィン」が死語となった理由として考えられる。SNSや動画配信サイトの登場によって、おすすめされた動画などをワンクリック、ワンタップで開くことが一般的となり、わざわざネットをサーフィンすることは少なくなっているようだ。
「時間つぶすために適当に見るならSNSとかYouTubeになってるし、ウェブサイトを見て回る習慣がないかな」「検索すれば大体のことはすぐわかるから、ネットサーフィンすること自体がない」という意見も多い。
死語となってしまった「ネットサーフィン」だが、「『ググる』と『ネットサーフィン』はニュアンスが違うんだよな」「ネットサーフィンを説明したくても、ぴったりと代わりになる言葉がないから困る」と、ネットサーフィン文化を懐かしむ声も上がっている。
ぴったりの言葉が見つかるまで、「ネットサーフィン」という言葉はもうしばらく大人世代の間で使われ続けることになりそうだ。(フリーライター・井原亘)
■Profile
井原亘
元PR会社社員の30代男性。現在は流行のモノや現象を追いかけるフリーライターとして活動中。ネットサーフィンとSNS巡回が大好きで、暇さえあればスマホをチェックしている
【注目の記事】
若い人に「鈍行」が通じないって本当? 年齢や地域で差が出る電車の呼び方
ビジネスマナーの盲点! 「押印」と「捺印」の違いって知ってる?
男性の「VネックTシャツ」ってダサいの? 着こなしの決め手は「素材感」と「Vの深さ」
「離合できないかも!」西日本では共通語、東日本では謎ワードな「離合」の意味
「そういえば名前がなかったかも」「人差し指を突き合わせるのが合図だった」流行ったにも関わらず名前がない謎の指遊びとは?











![[USBで録画や再生可能]Tinguポータブルテレビ テレビ小型 14.1インチ 高齢者向け 病院使用可能 大画面 大音量 簡単操作 車中泊 車載用バッグ付き 良い画質 HDMI端子搭載 録画機能 YouTube視聴可能 モバイルバッテリーに対応 AC電源・車載電源に対応 スタンド/吊り下げ/車載の3種類設置 リモコン付き 遠距離操作可能 タイムシフト機能付き 底部ボタン 軽量 (14.1インチ)](https://m.media-amazon.com/images/I/51-Yonm5vZL._SL500_.jpg)