サンワサプライは2月3日、PCの使用状況を可視化するWindowsソフト「Workcal(ワーカル)」をリリースした。PCの使いすぎを防ぐことで、健康管理や作業効率の維持に活用できる。
専用ソフトをPCにインストールし、キーボードの打鍵数(ストローク数)、マウスやトラックボールのクリック数、PCの稼働時間(利用時間)を計測。数値とグラフで可視化し、詳細な利用実態が把握できる。利用料は無料。同社製キーボードやマウス、トラックボールで利用可能。サポート外だが他社製デバイスでも利用できる。

 単に時間で作業量を測るのではなく、打鍵やクリックといったPCの実作業状況を、数値として具体的に把握できるのが特徴。同社によれば、Workcalを利用して適度な作業量を維持することで「眼精疲労の軽減」「体への負担軽減」「ストレス軽減」「作業時間の最適化」「タスク管理」「モチベーションUP」などに役立つという。あらかじめ決めておいたストローク数やクリック数、利用時間に対し、現在どこまで到達しているかをグラフで表示。あとどの程度作業できるか、などがわかる。日次、週次、月次でデータを俯瞰することもでき、1日の時間帯ごとの利用実態や、月ごとの実態把握も可能だ。
 本ソフトウェアの前身は、同社が2016年に発売した心拍数測定機能つきマウス(現在は廃版)の同梱ソフト。健康にPCを利用することがコンセプトの一つだった。
Workcalは、そのエッセンスを生かしつつ汎用化。通常のマウスやキーボードを使って、PC利用時の健康管理に役立てることを目的として新たに開発、リリースした。
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