●スギ人工林を伐採して有効利用を促進
スギは、日本固有の種であり戦後に造林された樹種の中でもっとも多く、安定した流通量があるため日本の建築に多く使われている。
一方で、スギ花粉症は国民の約4割が罹患しているといわれ、社会的・経済的に大きな影響を与えている。林野庁では、「伐って利用」「植替え」「出させない」の3つからなる花粉発生源対策を推進することによって、春季の国民の健康で豊かな生活・経済活動を回復するよう努めており、花粉症対策木材利用促進支援事業は花粉を飛散させるスギ人工林を伐採して、有効利用を促進すべく行われる。
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