老舗だけど気軽に入れる店舗！全国を飛び回った店長が迎える「ドスパラ広島店」

【ドスパラってなに？がわかる！ 全店舗制覇の旅・28】広島県屈指のオフィス街で繁華街でもある広島市中区大手町。そのエリアに店舗を構えるのが「ドスパラ広島店」です。ドスパラの中でも歴史は古く、昔からの常連客を多く抱える同店舗は今、学生を中心に若い層の来店が増えています。そのような状況の中、どのようなことに取り組んでいるのでしょうか。林昌史店長に聞きました。●自作PCのニーズが高まっている――ドスパラ広島店は広島市の中で栄えているエリアに出店しているのですね。林昌史店長（以下、敬称略） はい。商店街があり賑わっているほか、近くに原爆ドームがあるなど、まさに広島市の中心地といえます。――どのような人が来店しているのですか。林 商店街を訪れたついでに来店してくださる地元のお客様や、原爆ドームに行く途中に海外の方が「PCばかり置いてあるぞ」と物珍しそうに来店なさることもあります。――しかも、広島店はドスパラの中では老舗ですよね。林 ですので、古くからの常連のお客様が来店してくださって、いろいろと情報交換しています。例えば、「こんなPCを組み立てたいのだけれど、パーツはこれでいいかな」などと。また、最近では学生など若いお客様も訪れています。 自作PCのニーズが高くて、しかもSNSで見つけたと思われるPCを説明してくれて、「こんなPCを作れますか？」と聞いてくださったりします。当店でも自作PCには力を入れているので、さまざまな要望に応えています。――若者は、どんな理由でPCがほしいのですか。林 主に「ゲーム」です。最近では「モンスターハンター」の新作が発売されたので、それを楽しみたいという声が多くあります。そのようなお客様に対して、一緒に自作してみませんかと提案したり、作ってほしいという要望があれば組立代行サービスを勧めたりしています。 お客様と一緒に自作したり、組立代行サービスを提案したり、いずれにしても若いお客様は「サクサクと動いて、おしゃれなPC」を求めています。このエリアでは、このようなニーズに応えられるのは当店しかないと自負して接客しています。――「おしゃれなPC」というと、カラフルなケースで作るPCということですか。林 そうですね。しかも、総じてケースの中が「光る」PCをお求めになります。ですので、店内ではお客様がイメージしやすいようにわれわれが組み立てた自作PCの展示品に力を入れています。結果的に、展示品を見て「これがほしい」となり、その日に購入してくださるケースも増えています。 作って展示すれば売れる、また作って展示すれば売れるという好循環が生まれています。展示品がすぐになくなってしまうのは、スタッフも作り甲斐がありますし、うれしい限りです。もちろん、BTOの「GALLERIA（ガレリア）」も展示しているモデルが充実しているので、ニーズがあります。 ●eスポーツへの興味からドスパラへ――ところで、林店長は広島店で長く働いているのですか。林 いえ。2025年の1月1日付で店長の就任と同時に当店で働くようになりました。経歴を申し上げますと、21年4月1日に新卒で当社（サードウェーブ）に入社し、秋葉原本店での研修を終えた後、群馬県の前橋インター店に配属となりました。 22年3月からは本社勤務（東京・秋葉原）となり、新店舗の設営やアルバイトの教育などで全国を飛び回っていました。大体20店舗ぐらいに携わりましたね。その業務を24年1月まで行い、同年2～12月まで富山本郷店で働いて、広島店にきました。――サードウェーブに入社したきっかけは？林 実はスポーツ系の学校に通っていたので、社会人になるまでPCと全く関わったことがなかったのです。自分のPCも持っていませんでした。スポーツマネジメントを専攻していて、東京五輪の選手村でスタッフにも選ばれていました。 ただ、20年は新型コロナで東京五輪が延期となり、その後もコロナ禍の中、スポーツ関連の会社に就職するのが難しいという状況になりました。何かしらスポーツに携わることができないかと考えたとき、「eスポーツ」に出会いました。今後、eスポーツが広がると思い、また貢献したいとも考えて、それを実現できる会社として当社を選びました。――「自分のPCも持っていなかった」ということですが、入社してどのように感じましたか。林 PCを全く知らなかったので興味があったのと、秋葉原本店での研修がかなり手厚かったので、ますます魅力を感じました。しかも、研修では社会人としてのマナーからプロとしてのマインドまで教えてもらったので、今は学んだことを生かして日々精進しています。初めて所有したPCは自分で組み立てました。――来店客と同じように、PCでゲームを楽しむようにもなったのですか。林 はい。お陰様で休みの日はゲーム三昧です。主に中世ヨーロッパが舞台のゲームで遊んでいるのですが、このゲームはリアルすぎて良い意味で不便な設定になっています。例えば、兜をかぶるのに下地をつけないといけなし、切り合いの返り血で街の人に恐れられて万事屋などで物が買えない、などです。 ただ、このゲームは大学生などに歴史を学ばせるために使っているようです。そういった点では、ゲームをプレイしながら中世の歴史が学べますし、ゲームをプレイすることによってサクサクと動くPCは、どのようなスペックなのかを自分で実際に体験できます。●組み立てPCイベントの開催を模索――今後、取り組みたいことは何ですか。林 ほかの店舗では実施していることですが、当店でも自作パソコン組み立てイベントを絶対に開催したいと考えています。これまでスペースの関係で実現できていないのですが、イベントが実施できるように店内のレイアウトを変更する予定です。――最後に、ドスパラ広島店のキャッチコピーをお願いします。林 「老舗だけど気軽に入れる店舗」です。今も気軽に来店してくださってはいますが、お客様が「この店舗、おもしろそう！」と感じて、自然と店に入ってきていただける店舗を目指します。●店舗情報 ドスパラ広島店は、住所が「広島県広島市中区大手町1-5-13 清和大手町ビル1F」で、営業時間が11時30分～20時（※買い取り受け付けは19時30分まで）。店舗までのルート（1）広島電鉄 紙屋町西電停から徒歩3分（2）広島バスセンターから徒歩5分 なお、ドスパラ広島店ではエントリー＆抽選で1000人に当たる「新生活応援 最大全額ドスパラポイント還元」やデスクトップPCの買取金額が最大1万円アップする「新作ゲーム準備！デスク買取祭」、GeForce搭載ビデオカードの買取金額が最大5000円アップする「新生活応援！GeForce買取祭」を実施中。買うのも売るのも今ならお得です！【注目の記事】「即納PC」で「今日持ち帰りたい」に応える！ネット依頼の自作PC代行や修理もする「ドスパラ津ラッツ店」誰でも自分好みのPCが買えちゃう！ 専門的な知識でスタッフが迎える「ドスパラ大分光吉インター店」自作PCと中古PCでは他店に負けません！「ドスパラ姫路MEGAドン・キホーテ広畑店」はアフターサポートにも自信あり自作PCの楽しさを多くのお客様に伝えたい! ドスパラ甲府飯田店のベテラン店長が熱く語る「仕事のやりがい」