KDDIと沖縄セルラーは、5月8日から、povo2.0(通話+データ)の新規申込時の本人確認方法において、マイナンバーカードのICチップを利用した公的個人認証サービス(JPKI)に対応した。JPKIは信頼性の高い本人確認手段として普及しつつあり、従来の本人確認書類と本人の風貌を撮影する方式に比べ、短時間で本人確認が完了するメリットがある。


●面倒な顔写真の撮影が不要に! 即時審査も可能に
 JPKIは、マイナンバーカードのICチップに搭載された電子証明書を利用することで、本人確認書類の偽造や第三者によるなりすまし、データの改ざんといった不正を防止し、オンラインでも安全・確実な本人確認を行うためのサービス。従来の方式で必要だった運転免許証などの本人確認書類と顔写真の撮影が不要なので契約者の負担が減るだけではなく、即時審査が可能となり、新規契約の手続きがよりスムーズになる。さらに、オンライン上のなりすましや改ざんによる不正契約を防止し、高いセキュリティを確保する。
 同じく5月8日から、運転免許証などのICチップ情報と契約者本人の容貌画像を組み合わせた方式(ICチップ情報+容貌画像方式)への対応も開始した。なお、JPKI方式、ICチップ情報+容貌画像方式は、ともにNFC読み取り対応スマホで利用可能で、対応機種一覧は「公的個人認証サービス ポータルサイト」で確認できる。
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