2025年4月のスマートフォン(スマホ) シリーズ別販売台数ランキングで、「iPhone 16」が初めて首位を獲得した。家電量販店・ネットショップの実売データを集計する「BCNランキング」から25年4月のスマホ市場を振り返る。
前月1位だった「iPhone 15」が3月の新生活商戦を経て販売台数を大きく減らしており、代わって「iPhone 16」が首位に繰り上がる形となった。また、廉価モデルの「iPhone 16e」も同様に1ランクアップで2位に浮上した。
アップルの4月におけるメーカー別販売台数シェアは60.9%と、前月より6.7%減少。新機種の登場や新生活商戦で盛り上がった反動に加え、2位以下のAndroid勢の好調を受け、やや下げた。
SAMSUNGの「Galaxy A25 5G」は前月5位から1ランクアップで4位に浮上。25年2月末の発売以降、同社の主力製品となっており、同社全体のシェア増にも大きく貢献している。メーカーシェアは前月から1.8ポイント増の8.4%。過去3年で最も高い数値となった。
Googleが4月16日に発売した「Pixel 9a」は6位に初登場。同機種はPixel aシリーズの最新機種で、「Pixel 9」の廉価モデルにあたる。同じPixel aシリーズである「Pixel 8a」も7位にランクインしており、2機種同時TOP10入りとなった。
「Pixel 9a」発売で、Googleのメーカー別販売台数シェアは前月から2.1ポイント増加。
4月のスマホ市場全体の動向は、販売台数前年同月比で131.5%を記録。4か月連続で2ケタ増を維持しており、需要は旺盛な状態が続いている。
■BCN総研・筧采斗(かけい さいと)
*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベースです。
【注目の記事】
【実売データでわかる売れ筋ランキング(1位~50位)】(毎週木曜日更新)
iPhone 16eが初TOP3入り、アップルのシェアは7割に迫る、25年3月のスマートフォン市場
24年のタブレット端末市場は過去8年で最高に、大画面化・大容量化が後押し
iPhone 16eの初週は16や第3世代SEに及ばず、発売から7日間の売上を比較
前月1位だった「iPhone 15」が3月の新生活商戦を経て販売台数を大きく減らしており、代わって「iPhone 16」が首位に繰り上がる形となった。また、廉価モデルの「iPhone 16e」も同様に1ランクアップで2位に浮上した。
アップルの4月におけるメーカー別販売台数シェアは60.9%と、前月より6.7%減少。新機種の登場や新生活商戦で盛り上がった反動に加え、2位以下のAndroid勢の好調を受け、やや下げた。
SAMSUNGの「Galaxy A25 5G」は前月5位から1ランクアップで4位に浮上。25年2月末の発売以降、同社の主力製品となっており、同社全体のシェア増にも大きく貢献している。メーカーシェアは前月から1.8ポイント増の8.4%。過去3年で最も高い数値となった。
Googleが4月16日に発売した「Pixel 9a」は6位に初登場。同機種はPixel aシリーズの最新機種で、「Pixel 9」の廉価モデルにあたる。同じPixel aシリーズである「Pixel 8a」も7位にランクインしており、2機種同時TOP10入りとなった。
「Pixel 9a」発売で、Googleのメーカー別販売台数シェアは前月から2.1ポイント増加。
4月のシェアは7.1%で、シャープを逆転して4か月ぶりにTOP3へと返り咲いた。
4月のスマホ市場全体の動向は、販売台数前年同月比で131.5%を記録。4か月連続で2ケタ増を維持しており、需要は旺盛な状態が続いている。
■BCN総研・筧采斗(かけい さいと)
*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベースです。
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