パナソニック コネクトは、モバイルノートPC「Let's note(レッツノート)」の新機種として、12.4インチの高性能コンパクトモデル「SC」を発売する。デザインはそのままに、中身を3年ぶりにフルモデルチェンジした。
発売日は、公式オンラインショップ「Panasonic Store Plus(パナソニックストアプラス)」は6月17日、店頭では6月20日を予定している。あわせて、12.4インチの高性能2in1モデル「QR」の新機種も同時発売する。どちらも価格はオープン。「Panasonic Store Plus」での価格は、「SC」が28万7100円から、「QR」が33万7700円から。

●レッツノート史上最高レベルの「頑丈」を実現
 「SC」は、多様な環境で活躍するモバイルワーカーの頼れるパートナーとして、パナソニック コネクトが長年にわたって培ってきた技術とノウハウを結集させて、「レッツノート」史上最高レベルの「頑丈」、洗練されたシンプルな構造による「軽量」と「長時間」を、一切の妥協なく研ぎ澄ましている。
 特に「頑丈」では、狭額縁の側面全体を保護できるように、側面方向のリブに新構造を採用。大幅に強化した。従来は四隅のみの保護で、側面方向は弱点だった。
 さらに、次世代の働き方で必須とされるAI処理能力を強化し、副業用や学習、調査・研究、クリエイティブ活動といったプライベート利用など、さまざまなシーン・用途に対応する。
 本体は、A4サイズよりもコンパクトかつ薄型なので、バッグにすっきりと収められる。また、シンプルな構造の追求による軽量さで持ち運びしやすい。
 そのほか、高電力効率CPU搭載とともに、独自技術「Maxperformer」を採用することで、動画再生なら約12.7時間、アイドル時は約34.6時間の長時間駆動を実現した。

 また、PC作業を行いつつ高速充電が可能になり、CPUの最大性能を制限してバッテリの充電を優先する「充電優先モード」を備えており、PC作業をしながらの約30分間の充電によって、約4.6時間駆動分のバッテリを充電できる。
 あわせて、充電を段階的に制御することでバッテリパックの劣化を軽減し、長寿命化を実現した。なお、バッテリは容量をアップするとともに、着脱式で簡単に交換が可能となっている。
 CPUはインテルCore Ultra 7 225U/255H、12.4インチワイド液晶ディスプレイ(解像度1920×1280)、メモリ16GB/32GB、512GB/1TBのSSDを搭載し、インターフェースはUSB Type-C(Thunderbolt 4、USB PD対応)×2基、USB Type-A×2基、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T準拠の有線LAN×1基、HDMI出力×1基、約207万画素のウェブカメラなどを備える。また、「Microsoft 365 Basic+Office Home & Business 2024」搭載モデルも用意する。
 対応無線通信は、IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax準拠の無線LANと、Bluetooth 5.3。OSはWindows 11 Pro 64ビット。
 サイズは幅273.2×高さ19.9×奥行き208.9mmで、重さは約0.919kg。
 なお、「SC」の発売記念キャンペーンとして、対象のカスタマイズレッツノートを「Panasonic Store Plus」で購入した人に、先着でオリジナル名刺ケースをプレゼントする。
 対象となるのは、「SC」の64GBモデル(CF-SC6BRVCP/CF-SC6BSVCP)を5月27日以降に購入した人の中から先着150名、「SC」の5G通信搭載モデル(5Gカスタマイズ選択必須)を6月24日13時以降に購入した人の中から先着50名で、なくなり次第終了。

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