スマートフォン(スマホ)が広く普及した今、多くの店舗で独自の公式アプリを提供しています。さらに最近は、これまで紙製のスタンプカードやプラスチック製のポイントカードを発行していた店舗がスマホアプリやLINEに移行するケースが目立ちます。
そこで今回は、2025年にデジタル(アプリ・LINE)へ移行した飲食チェーン店を紹介します。あわせて紙のスタンプカードにはない、スマホアプリ固有の注意点もまとめました。
●紙のスタンプカードやプラスチック製のポイントカードからデジタルへ
テラスモール湘南
神奈川県藤沢市にある大型商業誌施設「テラスモール湘南」は、25年5日6日に従来のプラスチック製ポイントカードの新規発行を終了しました。新規にポイントをためたい場合は、公式アプリ「テラスモール湘南アプリ」上で登録するか、ハウスクレジットカードの「テラスモール湘南カード(JCB)」に入会する必要があります。
銀だこ
たこ焼き専門店「銀だこ」は、3月31日から、従来の紙のスタンプカードの代わりとなるデジタルスタンプカード機能を備えた「銀だこアプリ」の提供を開始しました。25年12月31日(予定)までは紙のスタンプカードの新規発行も継続し、保有している紙のスタンプカードのスタンプは、26年11月30日(予定)まで、銀だこアプリ内のデジタルスタンプカードに移行できます。
紙とデジタルの二つのスタンプカードが使える移行期間が1年以上とかなり長く、主要顧客層に対する配慮がうかがえます。
ゴンチャ
ゴンチャは、紙のスタンプカードへの押印を5月14日で終了し、翌日5月15日からLINEを使ったファンプログラム「My Gong cha」に移行しました。ただし、ポイントの特典利用については、各利用期限までは引き続き利用できます。
スマホネイティブである若い世代に人気のチェーン店だからなのか、移行期間はありません。しばらく訪れていなかった方は先に「My Gong cha」に入会してから立ち寄りましょう。
マーロウ(プリン専門店)
神奈川県逗子に本店を置くプリン専門店「マーロウ」は以前から公式アプリを提供していましたが、新しいアプリに移行の上、25年3月31日に紙のスタンプカードを廃止しました。
●ますます進むスマホのサイフ化
このほか、NTTドコモの共通ポイント「dポイント」がたまるポイントカード「dポイントカード」も25年、配布終了を決定。カードに記載されたdポイントカード番号を「dポイントクラブアプリ」に登録すると、dポイントカードとして利用できる「dポイントクラブアプリ登録用カード」に切り替わりました。
会計時に提示すると楽天ポイントがたまる「楽天ポイントカード」は従来通りですが、常時最大1.5%還元の「楽天ペイ」のチャージ払いの条件となる「期間中の楽天ポイントカードの提示」は、「楽天ペイアプリ」または他社アプリに搭載された楽天ポイントカードのバーコードのみとなっています。つまり日ごろからスマホアプリを提示してポイントをためるべきといえるでしょう。
紙のスタンプカードやプラスチック製のポイントカードのリスクは、紛失・破損のみ。一方、スマホアプリの場合、原則ログインと通信環境が必要なので、月末にギガ不足(データ容量不足)に陥る人や利用している通信事業者の電波状況が良くない場合はかなり不便です。また、一つのIDにつき1台にしかインストールできない仕様のアプリの場合、スマホを買い替える際に機種変更の手続きを行う必要があり、紙のスタンプカードにはないデメリットといえます。
とはいえ、紙のスタンプカードがなくならない限り、買い物に出かける際、サイフとスマホの両方を持ち歩かなければならない状況が続きます。”紙派”の方も徐々にデジタルに移行しましょう。
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そこで今回は、2025年にデジタル(アプリ・LINE)へ移行した飲食チェーン店を紹介します。あわせて紙のスタンプカードにはない、スマホアプリ固有の注意点もまとめました。
●紙のスタンプカードやプラスチック製のポイントカードからデジタルへ
テラスモール湘南
神奈川県藤沢市にある大型商業誌施設「テラスモール湘南」は、25年5日6日に従来のプラスチック製ポイントカードの新規発行を終了しました。新規にポイントをためたい場合は、公式アプリ「テラスモール湘南アプリ」上で登録するか、ハウスクレジットカードの「テラスモール湘南カード(JCB)」に入会する必要があります。
銀だこ
たこ焼き専門店「銀だこ」は、3月31日から、従来の紙のスタンプカードの代わりとなるデジタルスタンプカード機能を備えた「銀だこアプリ」の提供を開始しました。25年12月31日(予定)までは紙のスタンプカードの新規発行も継続し、保有している紙のスタンプカードのスタンプは、26年11月30日(予定)まで、銀だこアプリ内のデジタルスタンプカードに移行できます。
紙とデジタルの二つのスタンプカードが使える移行期間が1年以上とかなり長く、主要顧客層に対する配慮がうかがえます。
ゴンチャ
ゴンチャは、紙のスタンプカードへの押印を5月14日で終了し、翌日5月15日からLINEを使ったファンプログラム「My Gong cha」に移行しました。ただし、ポイントの特典利用については、各利用期限までは引き続き利用できます。
スマホネイティブである若い世代に人気のチェーン店だからなのか、移行期間はありません。しばらく訪れていなかった方は先に「My Gong cha」に入会してから立ち寄りましょう。
マーロウ(プリン専門店)
神奈川県逗子に本店を置くプリン専門店「マーロウ」は以前から公式アプリを提供していましたが、新しいアプリに移行の上、25年3月31日に紙のスタンプカードを廃止しました。
スマホを持っていない方やカードタイプを好む方向けに発行手数料100円のポイントカード(100分のポイント進呈済み)も新たに用意し、好みにあわせて選べます。
●ますます進むスマホのサイフ化
このほか、NTTドコモの共通ポイント「dポイント」がたまるポイントカード「dポイントカード」も25年、配布終了を決定。カードに記載されたdポイントカード番号を「dポイントクラブアプリ」に登録すると、dポイントカードとして利用できる「dポイントクラブアプリ登録用カード」に切り替わりました。
会計時に提示すると楽天ポイントがたまる「楽天ポイントカード」は従来通りですが、常時最大1.5%還元の「楽天ペイ」のチャージ払いの条件となる「期間中の楽天ポイントカードの提示」は、「楽天ペイアプリ」または他社アプリに搭載された楽天ポイントカードのバーコードのみとなっています。つまり日ごろからスマホアプリを提示してポイントをためるべきといえるでしょう。
紙のスタンプカードやプラスチック製のポイントカードのリスクは、紛失・破損のみ。一方、スマホアプリの場合、原則ログインと通信環境が必要なので、月末にギガ不足(データ容量不足)に陥る人や利用している通信事業者の電波状況が良くない場合はかなり不便です。また、一つのIDにつき1台にしかインストールできない仕様のアプリの場合、スマホを買い替える際に機種変更の手続きを行う必要があり、紙のスタンプカードにはないデメリットといえます。
とはいえ、紙のスタンプカードがなくならない限り、買い物に出かける際、サイフとスマホの両方を持ち歩かなければならない状況が続きます。”紙派”の方も徐々にデジタルに移行しましょう。
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