全国の家電量販店やECショップのPOSデータをもとに集計したデータベースで、いま売れているデジタル家電が正確に分かる「BCNランキング」では、毎年7月に上半期に最も売れたメーカーをデジタル家電の部門ごとに発表している。年間販売数No.1企業を称える「BCN AWARD 2026」(25年1~12月集計値)の中間発表でもある。
ペンタブレットで25年上半期(25年1~6月)を制したNo.1メーカーのワコムに、上半期の振り返りと今後の意気込みを聞いた。

●Cintiqシリーズなど 新発売の製品が好調に
 「BCNランキング」のペンタブレット部門で上半期No.1を獲得したワコム。上半期を振り返った感想は、「3月に板型ペンタブレット『Wacom Intuos Pro(2025)シリーズ』、6月に液晶ペンタブレット『Wacom Cintiq 16(DTK168)』『Wacom Cintiq 24(DTK246)』『Wacom Cintiq 24 touch(DTH246)』を発売し、いずれも好評をいただきました」という。相次いで発表した新製品が好調だったことが要因だ。
●ワコムのイチ推し製品は「Wacom MovinkPad 11」
 下半期に向けたイチ推し製品については、「Wacom MovinkPad 11」となる。
 MovinkPad 11は、PCなしで思い立ったらすぐ描けるポータブルペンタブレット。スリープ中の画面をペンで長押しすると、スケッチアプリ「Wacom Canvas」が起動。浮かんだアイデアをすぐスケッチできる。Wacom Canvasで描いた下描きデータをそのままペイントソフト「CLIP STUDIO PAINT」で開けるので、流れるような快適さで創作に集中できる。588gの軽量ボディーに、プロクリエイターも信頼する充電不要のWacom Pro Pen 3と、映り込みを抑えた描きやすい液晶を搭載し、どこで描いても快適な環境を実現する。
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