全国の家電量販店やECショップのPOSデータをもとに集計したデータベースで、いま売れているデジタル家電が正確に分かる「BCNランキング」では、毎年7月に上半期に最も売れたメーカーをデジタル家電の部門ごとに発表している。年間販売数No.1企業を称える「BCN AWARD 2026」(25年1~12月集計値)の中間発表でもある。
PCカメラで25年上半期(25年1~6月)を制したNo.1メーカーのティーピーリンクジャパンに、上半期の振り返りと今後の意気込みを聞いた。

●防犯ニーズの高まりで野外カメラが好調となったことが影響
 「BCNランキング」のPCカメラ部門で上半期No.1を獲得したティーピーリンクジャパン。上半期を振り返った感想は、「防犯ニーズが一層高まる中、2025年上半期は特にソーラー給電の屋外カメラの販売が好調でした。中でも、弊社初の4K対応ソーラー給電カメラ『Tapo C460 KIT』や、6月に発売したパンチルト対応ソーラー給電カメラ『Tapo C660 KIT』は、多くのお客様からご好評をいただいております」という。昨今の防犯ニーズの高まりが影響し、No.1を獲得した形だ。
 「2025年下半期には、顔認識機能を搭載したモデルやベビーカメラに特化したモデルの発売も予定しており、今後もTapoカメラシリーズのさらなる拡充にご期待ください。」と今後の意気込みについても語った。
●ティーピーリンクジャパンのイチ推し製品は「Tapo C840」
 下半期に向けたイチ推し製品については、デュアルレンズスマートベビーカメラ「Tapo C840」となる。
 「Tapo C840」は、TP-Link Tapoシリーズ初のベビーカメラ。通常のパンチルト機能に加え、赤ちゃんの泣き声検知、フェイスカバー検知(顔が覆われた際に警告)、睡眠分析や子守唄・ホワイトノイズ機能、スマートナイトライト機能など、赤ちゃんとの生活に寄り添った機能を数多く取り入れているのが特徴だ。
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