米Sensor Towerは8月12日に、スーパーマーケット用アプリに関する各種データを発表した。

●MAUトップはトライアルの「SU-PAY」
 同社のデータによれば、1~6月の期間での日本におけるスーパーマーケット用アプリのダウンロード(DL)数1位は「ロピア」で、60万超に達しているという。

 1~6月の期間における、月間ダウンロード数の推移をみると、ロピアは3月から大幅に伸びており、その後も順調に推移していることが分かる。
 ロピアアプリにおける決済は支払い前にチャージが必要で、チャージ方法として、現金、クレジットカード、銀行口座の3種類が利用可能で、チャージごとにアイテムなどと交換できるオリジナルポイントが付与される。なお、クレジットカードや銀行口座からのチャージではシステム利用料が必要で、どちらも平日は1.1%、土日は2.2%となっている。
 スーパーマーケット用アプリのダウンロード数2位は、トライアルカンパニーの「SU-PAY」で、ロピアと同様に事前のチャージによって決済でき、現金、クレジットカード、銀行口座からのチャージが可能。ただし、SU-PAYではチャージの際の手数料は発生しない。
 2025年第2四半期の、ロピアアプリとSU-PAYアプリにおけるユーザー男女比をみると、ロピアが男性5、女性5であるのに対して、SU-PAYが男性6、女性4とないう。年齢分布は両者ともほぼ同様の傾向で、「35~44歳」(30%)が最も多く、「25~34歳」と合わせた割合が50%超に達した。
 一方、スーパーマーケット用アプリの1月~6月の期間における月間アクティブユーザー数(MAU)の推移をみると、SU-PAYが他のアプリを圧倒しているとのこと。SU-PAYにおけるチャージには手数料がかからないことや、SU-PAYとトライアル店内で利用できるセルフレジ機能を備えた買い物カート「スキップカート」を連携させることでより便利になる点が、ユーザー獲得につながっている。
【注目の記事】
夏休みは東京・大田区がお得!PayPayで「最大20%」キャンペーン
ロピア、公式アプリ限定でキャッシュレス決済を解禁 クレカチャージにも対応
首都圏スーパー「サミット」「ヤオコー」「ベルク」「ライフ」の独自電子マネーを比較!
いよいよ終わり? 紙のスタンプカード スマホアプリへの移行が進む
写真共有SNSアプリ「BeReal」、日本がMAUで世界2位に浮上 iOSが9割以上という独自市場も要因
編集部おすすめ