東京都は、実施中の「東京ゼロエミポイント」について、8月30日から「最大8万ポイント付与」に拡充する。

●「熱中症の危険」と「エアコンの必要性」を訴える
 「東京ゼロエミポイント」は、「家庭のゼロエミッション行動推進事業」として実施している、省エネ性能の高いエアコン・冷蔵庫・給湯器、LED照明器具の購入・買い替え支援事業。
以前は、対象製品購入した都民を対象とした「ポイント付与」だったが、2024年10月から、1ポイント=1円とし、対象の家電量販店での購入時にその場で割り引く方式に変更した。助成金の申請は登録した事業者が行う。
 さらに8月30日以降、購入日に満65歳以上の高齢者または身体障害者手帳、愛の手帳、精神障害者保健福祉手帳の保有者が、省エネ性能の高い「多段階評価点が3.0以上のエアコン」を購入する場合に限り、一律8万ポイントを付与し、通常価格の8万円引きで購入できるようにする。なお、購入時点で満65歳以上であることが確認できる本人確認証または障害者手帳の提示が必要。
 対象事業者は「東京ゼロエミポイント」のWebサイト(https://www.tz-points.jp/)で検索できる。主な登録事業者はエディオン、ケーズホールディングス(ケーズデンキ)、コジマ(コジマ×ビックカメラ)、上新電機、ビックカメラ、でんきち、ヤマダデンキ、ヨドバシカメラなど。
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