SBI新生銀行とSBI証券は、新たな預金商品「SBIハイパー預金」の申し込みを9月23日から受け付け、24日からサービスを開始する。SBIハイパー預金の金利は年0.42%(税引後 年0.3346%)で、SBI新生銀行の円普通預金の優遇金利(最大年0.40%)より0.02ポイント高く、同行最高水準となる。


●SBI新生銀行×SBI証券「SBIハイパー預金」スタート
 SBIハイパー預金は、SBI新生銀行とSBI証券間の資金移動を自動化できる円普通預金で、SBI新生銀行とSBI証券の両方の口座を保有している場合のみ申し込める。
 SBIハイパー預金の残高はSBI証券の「買付余力」に自動的に反映され、証券口座へ都度入金することなく有価証券などを買付ができ、売却時には証券口座から自動的にSBIハイパー預金口座へ出金される。なお、同時に提供を開始する「定額自動振替サービス」を利用することで、円普通預金からSBIハイパー預金へ、あらかじめ設定した金額を一定の頻度で自動的に振り替えることができる。
 SBIハイパー預金は、他の定額保護預金と合算して元本1000万円とその利息までは預金保険の保護対象となる。また、優遇プログラム「ステップアッププログラム」について、SBIハイパー預金開設の翌々月から最上位ステージである「ダイヤモンドステージ」を適用する。なお、住信SBIネット銀行の「SBIハイブリッド預金」とSBI新生銀行の「SBIハイブリッド預金」は重複して利用できない。
 SBIグループとの連携を強化する「SBIハイパー預金」サービス開始を記念して、SBI新生銀行は各種キャンペーンを9月24日から12月30日まで実施する。
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