●ボーズで最小のポータブルスピーカー でも音はパワフル 2017年発売モデルの後継機
新製品は、2017年発売の先代モデルの後継機にあたる。若干サイズが大きくなったものの、耐久性のほか、音質とパワーが向上。連続再生時間も長くなるなど、性能を強化している。サイズは、幅10.3×奥行4.4×高さ10.3cmで重さは300g。カラーは、ブルーダスクとブラックの2色展開だ。
小型ながら、サイズ以上の低音を響かせることができるのが特徴の一つで、搭載されるパッシブラジエーターにより、パワフルなサウンドを実現。
さらに、アクティブ EQを搭載し、音量に合わせて自動的に音質を調整できる。これにより、大音量では音がゆがみにくく、小さな音量では、低音を強化しバランスの良い音質を楽しめるようになる。アウトドアでの使用など、屋内外で音質に差が生じにくいのはうれしいポイントだ。なお、本体はボーズの公式アプリにも対応し、イコライザの調整ができる。
本体のボタンは、再生・一時停止・スキップ・巻き戻しの四つに加え、ショートカットボタンを備える。こちらはカスタム可能で、ステレオペアリングなどの機能を割り当てられる。
●IP67を取得し衝撃にも強い ストラップで使い方はいろいろ
屋外使用も想定し、防水・防塵規格はIP67を取得。外面は厚めのシリコンカバーに覆われており、万が一落としてしまっても安心だ。
担当者によると開発にあたり、重しを乗せる、叩きつける、水に沈める、砂をかけるなど、さまざまな耐久試験を実施しており、耐久性には自信があるとのこと。
さらに、背面にはストラップを設けた。先代と異なるのは、取り外し可能なベルクロ付きのベルトになった点。自転車のハンドルに取り付ける、ウエストベルトに通して装着するなど、ユーザーが使い方を考える余地も残されている点は変わらないが、締め具合を調整できるなど、利便性を高めている。
●バッテリーは12時間 二つのスピーカーをつなぐパーティーモードを搭載
連続再生時間は先代の2倍の最長12時間。フルチャージにかかる時間は約4時間でUSB Type-Cケーブルによる充電に対応している。
無線方式はBluetooth 5.4。低遅延で高音質のaptXに対応し、本体を2台用意すれば、2台をステレオペアリングで同時再生する「パーティーモード」を使用できる。また、ボーズのサウンドバーとの同時再生にも対応する。
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