アマゾンジャパンは10月1日に、「Ring」製品としてははじめて4K画質に対応した「Ring Outdoor Cam Pro(リング アウトドアカム プロ)」「Ring Wired Doorbell Pro(リング ワイヤードドアベル プロ)」「Ring Spotlight Cam Pro(リング スポットライトカム プロ)」、および2K画質対応の「Ring Indoor Cam Plus(リング インドアカム プラス)」を発表した。

●AI技術の高度な画像処理で暗い場所でも鮮明な映像を実現
 今回、発表された新機種はいずれも、「Ring」が新たに開発した人の目で見ているような自然な映像と精密な細部描写を実現する、「Retinal Vision(レチナルビジョン)」を搭載している。
同技術は、高性能センサーとAI技術の融合によって誕生し、高解像度化とAIによる高度な画像処理を組み合わせることで、暗い場所でも鮮明な映像が得られる。
 あわせて、モーション検知の精度を大幅に向上させるなど、防犯カメラに求められる基本性能を着実に進化させている。
 「Ring Outdoor Cam Pro」「Ring Wired Doorbell Pro」「Ring Spotlight Cam Pro」いずれも、Retinal 4Kと10倍ズームによって遠距離でも細部まで鮮明に映像を確認できる。また、カラーナイトビジョンとローライトサイト技術を搭載し、わずかな明かりでも車両や訪問者、置き配などの夜間映像をフルカラーで映し出す。
 さらに、「Ring Outdoor Cam Pro」と「Ring Wired Doorbell Pro」は、照度が不足している場合でもアダプティブナイトビジョンでモノクロ映像をクリアに補正可能となっている。
 「Ring Outdoor Cam Pro」は、4Kビデオに対応した屋外防犯カメラで、電源アダプタモデル(3万3980円)とPoEモデル(14万9980円)を用意する。カラーはホワイト、ブラックの2色で、すでにAmazon.co.jpにて予約を受け付けており、10月下旬の出荷開始を予定している。
 「Ring Wired Doorbell Pro」は、4Kビデオに対応したドアベルで、電源直結モデル(3万9980円)とPoEモデル(14万9980円)を用意する。PoEモデルはすでにAmazon.co.jpにて予約を受け付けており、10月下旬の出荷開始を予定している(電源直結モデルは予約注文および販売の開始時にメールで知らせるサービスを提供中)。
 「Ring Spotlight Cam Pro」は、センサーライト搭載の4Kビデオ対応防犯カメラで、電源アダプタモデル(3万9980円)とPoEモデル(5万5980円)を用意する。Amazon.co.jpでの予約注文および販売が開始された際に、メールで知らせるサービスを提供している。
 「Ring Indoor Cam Plus」は、広角2Kビデオに対応した屋内用セキュリティーカメラ。
コンパクトなデザインで設置場所を選ばず、リビングや子ども部屋、オフィスといった屋内のさまざまなシーンで活用できる。2K映像と4倍ズームで屋内の細部まで鮮明に映像を確認可能で、夜間や薄暗い環境でもクリアな視界を提供するカラーナイトビジョンを搭載している。
 カラーはホワイト、ブラックの2色で、価格は8980円。すでにAmazon.co.jpにて予約を受け付けており、10月下旬の出荷開始を予定している。
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