Robot Friendly プロジェクトは9月29日、「新ロボット3原則」を2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)で公開した。大阪・関西万博の最終日となる10月13日の13時~13時20分、会場の「Robot Friendly プロジェクト」ブースで新ロボット3原則の詳細、大阪・関西万博期間中に変化した新ロボット3原則を発表する。


●「個」対「個」の関係性を重視
 「ロボット3原則」は、作家であり生化学者でもあるIsaac Asimov(アイザック・アシモフ)氏が「ロボット側の行動規範」として定義したが、新ロボット3原則は「ヒトとロボットの相互関係」に焦点を当てて、双方の責任と行動原理を示している。
 種族としての「ヒト」対「ロボット」の構造だったロボット3原則に対して、「新ロボット3原則」では「個」対「個」としての関係性を重視し、ヒトとロボットが対等な存在として共生し役割を補完し合うという点が特徴といえる。
 あわせて新ロボット3原則は、社会と技術の進化に合わせて継続的に発展する「プロセス」を考慮している点も特徴であり、Robot Friendly プロジェクトは大阪・関西万博会期中は来場者やオンライン参加者からの意見を募集し、更新版を毎日Xに投稿していた。
【注目の記事】
iPhone 17シリーズの初速、12シリーズ以後最低
一人ひとりに寄り添い対話するパートナー シャープのAIロボット「ポケとも」
猫舌に朗報 熱いものを冷ましてくれる猫型ロボット「猫舌ふーふー」
カシオからAIペットロボット、手のひらサイズでモフモフの愛らしい姿
生成AIで魅力が高まるPepper 人手不足の解消と集客に大きな効果を発揮
編集部おすすめ