パナソニックは10月21日に、エアコンを所有している20~60代の男女を対象に実施した、「2025年 今冬の暖房利用意向に関する実態調査」の結果を発表した。同調査は、9月29日~10月6日の期間に行われ、510名から有効回答を得ている。


●10月のエアコン冷房利用率は?
 2025年は10月に入っても各地で真夏日を記録するなど、季節外れの暑さが続いたことから、今回の調査結果では10月に冷房を使用する家庭が目立っており、とりわけ10月5~9日の期間は冷房利用率が40%前後に達する日もあった。一方で、10月中旬以降は秋の気配が強まり、朝晩を中心に肌寒さを感じる日も増えていることから、冷房需要は落ち着きを見せつつある。
 今夏の電気代は、前年と比較して増えたかを尋ねたところ、「増えた」という回答が51%を占めた。
 電気料金値上げの負担を感じることがあるかを尋ねた質問では、「強く感じる」(41%)と「やや感じる」(38%)を合わせた割合が79%に達している。
 電気代や食品、日用品などの値上げに不安を感じるかを尋ねたところ、「強く感じる」(59%)と「やや感じる」(31%)を合わせた割合が90%を占めた。
 今冬は、より節電に取り組みたいと思うかを尋ねた質問では、「積極的に取り組みたい」(29%)と「どちらかといえば取り組みたい」(51%)を合わせた割合が80%に達している。
 昨冬は、節電のために暖房の利用をガマンしたかを尋ねたところ、「かなりガマンした」(12%)と「ややガマンした」(33%)を合わせた割合が45%を占めた。
 今冬は、節電のために暖房の利用をガマンしようと思うかを尋ねた質問では、「強く思う」(16%)と「やや思う」(34%)を合わせた割合が50%に達している。
 使用をガマンする暖房器具としては(複数回答)、「エアコン」(63%)がもっとも多く、それに続く「電気ストーブ」(21%)を大きく上回った。
 エアコンの暖房をガマンする代わりに使用するものを尋ねたところ(複数回答)、「厚着をする」(51%)が他を大きく引き離して最多となっている。
 電気代の値上げによって、特に「電気代が増えた」「節電を意識するようになった」と感じる電化製品を尋ねた質問(複数回答)では、「エアコン」(64%)が圧倒的な1位となった。
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