ベルメゾンの「meltoro(メルトロ)」は、生地の心地よさから「幸せな気分になれる」と評判の冬の人気ファブリックシリーズです。特に代表商品の「あったかなめらかな毛布」は、暖かさだけでなく、触ったときの心地良さや体にかかる負担の小ささ、さらにはデザイン性の高さなどでも高い評価を得ています。
9月末には値下げ&おしゃれカラーが登場したことで、さらに魅力は増しています。今回の記事では商品の特徴を解説しつつ、実際に使ってみた感想もレポートします。

●ベルメゾンの「meltoro あったかなめらかな毛布」が2000円値下げ
 meltoroは2015年に発売され、25年9月時点で累計販売枚数105万枚を突破。現在では寝具だけでなく、ローソファーやラグ、ルームシューズなどラインアップを拡充するなど、人気のシリーズとなっています。
 今秋、本シリーズの代表商品である「あったかなめらかな毛布」が価格を改定し、シングルサイズが4990円から2990円(2000円値下げ)になり、購入ハードルがかなり下がりました。
 もともと豊富だったバリエーションは、新色のグラデーションカラー3色とオレンジを加えた9色展開に。インテリアを際立たせるアイテムとしても活躍が期待できそうです。
●「幸せホルモン」の正体はオキシトシン。最新の実験で科学的にも実証
 meltoroの特徴は、極細マイクロファイバーによる至極の触り心地と温かさです。これまで同製品は「幸せホルモンが出る毛布」とうたってきましたが、その正体であるオキシトシン(心地よいスキンシップや五感の刺激などによって分泌が促進されるホルモン)の分泌について、最新の実証実験により科学的に証明されました。
 実証実験では「特定の生地に触れることで唾液中のオキシトシン分泌量に変化がみられるか」を検証。結果、フリースや綿を大きく超えるオキシトシンの分泌が確認されました。
具体的には、犬と触れ合ったときと同程度のオキシトシン分泌量だったそうです。
●【実際に使ってみた】体はポカポカ、頭はホワホワ。噂の幸せ気分を実感
 ここからは実際に、あったかなめらかな毛布を試してみた感想をレポートします。
 筆者が選んだカラーは新色のブルー系。濃いめの青から白にグラデーションするデザインで、これが見ているだけで幸せになれるような絶妙な色合い!1枚だけでも部屋の印象が変わる存在感がありました。
 売りである触り心地は、最初のひと撫ででその違いを感じることができます。微細な毛はごわつきが一切ないため、一般的な毛布とは異なるシルクのようななめらかさで、毛布にくるまると体はポカポカ、頭はホワホワしてきて、表現しがたい心地よさに浸ることができました。
 あったかなめらかな毛布は、その名前の印象よりは薄手で軽いです。ただ一般的なカシミヤより細い繊維を採用しているため、見た目以上に温かく、しっかりと体を温めることができます。
 毛布は軽ければよいというわけではなく、ある程度の重さがあった方がよいという方もいるでしょう。本製品は明らかに軽い部類なので、そこは好みがあるかと思いますが、筆者宅は掛け布団がわりとずっしりとしているため、間の毛布が軽くなり、体にかかる負担が少し減ったように感じます。
●昼寝にもぴったり!ブランケット代わりにも使える
 個人的な推しポイントは、夜の就寝時だけでなく、昼寝にも使いやすい点です。
薄手なのでリビングなど別の部屋にも持って行きやすいですし、軽いので寝起きもすっきりとした気分で目覚めることができます。サイズはハーフ・シングル・ダブルの3種類があるので、ブランケット用として買うのもありです。
 使い勝手がよい&価格が手ごろなので、買い替えだけでなく買い増しにもおすすめ。秋冬は微妙な温度調整が難しいものですが、meltoroのあったかなめらかな毛布なら臨機応変に活躍してくれそうです。(OFFICE BIKKURA・小倉 笑助)
■Profile
小倉笑助
家電・IT専門メディアで10年以上の編集・記者経験を経て、現在はフリーライターとして家電レビューや経営者へのインタビューなどをメインに活動している。最近は金融やサブカルにも執筆領域を拡大中
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