なぜインドから? という素朴な問いに、永井社長は「これから企業でもAIが当たり前に使われていく。我々も社内のAI化は必須だ。ところが、そもそもIT人材が不足している中、AI人材ともなれば国内だけでは間に合わない。AIはスピードが速く、最新情報のソースは英語が多い。ITやAIに強く英語に対するアレルギーがないという点で、インドの学生に白羽の矢を立てた」と話す。「もちろん日本からの採用も行っているが引く手あまたで……」とも。そこで一気にインドでの大量採用を敢行したということだ。当初は100人を越える応募があり、70人に絞ったという。
希望者には千葉県野田市に借り上げの社員寮も用意した。男女の内訳は、女性44人、男性26人。希望者の段階から女性のほうが多かったという。慣れない異国の地での勤務。相当不安があろうかと思うのだが、果敢に海外企業に挑戦する姿は頼もしい。同社のシステム部門には70人のインドからの新入社員が増えたことになる。「今後も毎年数十人単位での採用を考えている」(永井社長)という。日本でも異色のAI専門家集団が誕生しそうな勢いだ。
一口にAI人材と言っても、具体的にどんな業務を考えているのか。永井社長は「まず社内業務のAI化から。バックオフィスや管理系の業務、例えば社内のFAQ的な業務や工場の不良解析といった業務などをAIに置き換えていく。そこから生まれた知見を活かし、社外向けの製品やサービスの開発につなげていきたい」と話す。
AI専門部隊で社内業務のAI化から着手し、集めたノウハウを武器に、新たなビジネス領域を切り拓いていこうという狙いだ。サードウェーブのAIビジネスは、どんな方向に進むのか。「AIの開発は普通の開発とは異なる。PDCAのサイクルを回して磨いて精度を高めていかなければならない。顧客ごとにエンジニアが必要な世界だ。さらに、AIはパブリックなAIとプライベートなAIの2層構造になる。
これまでもサードウェーブはAIに力を注いできた。製造、販売するハイスペックPCはクリエイティブ用途にも親和性が高い。さらにAIを駆使したクリエイティブ作品やプログラミングも、同社製品が活躍する絶好の舞台でもある。クリエーター支援の一環で、4年前からAIアートグランプリを開催してきた。これにAIハッカソンなどを加えた「AIフェスティバル」は毎年の恒例行事。今年も11月8日に秋葉原で開催したばかりだ。今回のAIハッカソンで優勝したのは、近未来に人類の脅威になるASI(人工超知能)を倒す「ASI DIVE」というゲーム。AIを駆使した自然言語でプログラミングする「バイブコーディング」で制作した。
実際のプログラミングは、ほとんどキーボードを使わず音声で行ったという。
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