東京北区観光協会は12月3日に、日本酒の近代化を導いた東京都北区・滝野川にある旧・醸造試験所(当時の名称は国税庁醸造試験所)で生まれた、革新的製法「貴醸酒製法」を用いたプレミアム日本酒「白狐(びゃっこ)」を、クラウドファンディングサイト「Makuake」にて数量限定で販売している。

●明治37年に設立。
近代的な酒造技術の普及や清酒酵母の研究に貢献
 明治37年に設立された旧・醸造試験所は、近代的な酒造技術の普及や清酒酵母の研究に大きく貢献し、その歴史的価値の高さから国の重要文化財に登録された「近代日本酒の聖地」といえる場所。
 同所で1973年に開発された「貴醸酒製法」は、「酒で仕込む酒」という革新的な技法で、国賓を迎える場面にふさわしい貴腐ワインに比肩する高級日本酒として開発された。
 今回、販売が開始された「白狐」は「貴醸酒製法」を受け継いで、仕込みに「飛栄 純米大吟醸」を贅沢に使用。これまでの醸造とは異なるフレッシュな甘みと純米大吟醸ならではの爽快感を併せ持つ味わいに仕上げている。
 あわせて、東京バイオテクノロジー専門学校の石川雄章氏による協力のもと、北区王子の飛鳥山公園から奇跡的に採取・培養に成功した「飛鳥山酵母」を使用し、「貴醸酒製法」と「飛鳥山酵母」の出逢いを東京港醸造の革新的な技術によって醸すことで、「白狐」が誕生した。
 「白狐」のデザインは、王子における江戸時代からの「大晦日に狐たちが榎の木の下に集まり王子稲荷神社へ参拝する」という伝承「王子の狐」への敬意を込めてデザインされている。
 「Makuake」での価格は、「白狐」480mL×1本が1万2000円、「白狐」480mL×1本+「飛栄 純米大吟醸」290mL×1本のセットが1万6000円で、どちらも配送料として2000円が含まれる。
 なお、貴醸酒は国賓をもてなすために開発された日本酒であることから、出逢いを祝う乾杯酒として、また甘みやまろやかさを活かしたデザート酒として適している。さらに、熟成を重ねることで味わいが一層深まり、時とともに「化ける」ように変化するのも魅力だという。
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