【おしえてビックさん・34】今年も残りわずか。大掃除のシーズンがやってきました。
「今年こそ、大掃除をラクに済ませたい」とお考えの方。ロボット掃除機はいかがでしょうか?そこで、ビックカメラ船橋駅FACE店で家電コーナー ビックカメラマイスターの山口恵美子(やまぐち・えみこ)さんに、大掃除がラクにできる最新のロボット掃除機をおしえてもらいました。

●ナビゲーション性能も掃除をラクにするためのチェック項目
 山口さんは、ロボット掃除機を選ぶ際の三つのポイントを挙げます。
(1)掃除能力
(2)ナビゲーション性能
(3)お手入れのしやすさ
 掃除機の基本性能である吸い込み力などは欠かせないチェック項目です。また、スマホのアプリと連携して、掃除をしたい場所の範囲を指定するなど高性能な機能を搭載したモデルもあります。吸い込んだゴミを捨てる際の手間や、フィルター掃除のしやすさなども掃除をラクにするために確認しましょう。
 さっそく商品について、山口さんに順番におしえてもらいます。
●大掃除はAIテクノロジーで賢い「ルンバ」にお任せ!
 山口さんが推す商品の1品目は、iRobotの「ルンバ MAX 705 Combo」です。
 おすすめする理由について、「吸引+拭き掃除を行った後も自動でゴミを収集し、使用後のパッドを温水洗浄から温風乾燥まで全自動で行える点です。強力にゴミを掻き込むことができる2本のゴム製ブラシを採用しているので、カーペットの奥のゴミや髪の毛などもつまみ取って清掃します」と説明します。
 ゴミの収集からパッドの洗浄までルンバにお任せできるなんて、まさに大掃除がラクになります。掃除能力も申し分ありません。

 また、山口さんは「ローラーモップを伸長し、壁際や家具周りまで温水で拭き掃除をしてくれます。拭き掃除を行いながらセルフクリーニングを行うため、常に清潔な状態で清掃を行います」と、拭き掃除でも自動で清潔さをキープする点を推します。
 「さらに、カーペットを自動で検知して乗り上げる際に、業界初のローラーモップカバーが稼働。ローラーモップを保護するため、お気に入りのカーペットを濡らすことなく安心して掃除を任せられます。また、高性能なLiDARセンサーとAIテクノロジーを搭載しているので、家中の間取りを素早くマッピングして清掃範囲を最大限に拡大し、コードなどの障害物を回避しながら無駄のない動きで清掃します」と解説。センサーやAI技術の搭載で、無駄なく、障害物を避けながら賢く掃除してくれるのもロボット掃除機の特徴です。
 山口さんがこの商品をおすすめしたい人は、「フローリングとカーペットが混在している間取りのお客様。掃除後のメンテナンスをできるだけ不要にしたいお客様」とのこと。
 冬だとフローリングのリビングにラグマットを敷いている人も多いかもしれません。そんな人にもルンバはぴったりです。
●水拭きを超えた「床洗浄」を実現した「Eufy Robot Vacuum Omni E25」
 山口さんが推す商品の2品目は、アンカーの「Eufy Robot Vacuum Omni E25」です。
 おすすめする理由について、山口さんは次のようにアドバイスします。

 「吸引+拭き掃除を行った後も自動でゴミを収集し、モップ洗浄・乾燥まで全自動かつ本格的な床洗浄機能が付いています。最大2万Paと、トップクラスの吸引力でホコリや髪の毛、カーペットの奥に入り込んだ微細なゴミまでしっかり除去できます」。ゴミの収集だけでなく、モップ洗浄や乾燥までお任せできるなんて、掃除がラクになります。
 さらに「業界最高レベルの約1.5kgの圧力で押して拭くことで、こびりついたしつこい汚れも徹底的に落とします。また、ブラシに絡まった毛を自動で除去するDuoSpiralブラシを初搭載。メンテナンスの負担を軽減します」と説明します。
 山口さんがこの商品をおすすめする人は「吸引だけでなく水拭き掃除もしっかりしたいお客様。メンテナンスを楽にしたいお客様」とのこと。
 圧力で床を押して拭くという掃除は、人の手ではできません。ロボットの力で汗や皮脂などの汚れも除去してくれて、いつでも床がピカピカなのはうれしいですね。
●家具の下もスイスイ掃除する「Eufy Robot Vacuum Omni C20」
 山口さんが推す商品の3品目は、アンカーの「Eufy Robot Vacuum Omni C20」です。ロボット掃除機で、アンカーの存在感が増しているようです。

 おすすめする理由について山口さんは次のように説明します。
 「吸引+拭き掃除を行った後も自動でゴミを収集し、モップ洗浄・乾燥まで全自動かつ高さ約8.5cmの薄型ボディーで家具の下など狭い空間にも入り込み、手の届きにくいところも清掃してくれます。加圧式デュアル回転モップを搭載しているので、押して拭いて床の汚れを落とします」。
 E25に比べて、7000Paの吸引力や、約0.6kgの圧力で押して拭くなど性能は少し低くなりますが、家具を移動させなくても掃除してくれる薄さは魅力的です。
 山口さんがこの商品をおすすめする人は「なるべくコンパクトかつ全自動でメンテナンスまで行うロボット掃除機をお求めのお客様。家具が多く、家具の下や隙間の掃除がしづらいでお困りのお客様」とのことです。
 本体の大きさや高さがネックで、家具の下の掃除ができなくてロボット掃除機をあきらめていた人におすすめの1台です。
 最後に、山口さんが接客時に心がけていることをおしえてもらいました。
 「お客様のお困りごとや普段の生活スタイルを、お客様との会話の中から引き出して、ご提案することに努めています」。
 今年の大掃除はロボット掃除機にお任せしませんか?ロボット掃除機の選び方で悩んだら、接客や豊富な商品知識を持つ販売員に与えられる社内資格「ビックカメラマイスター」を持っている山口さんに相談しましょう。あなたの生活にぴったりのロボット掃除機を見つけてくれるはずです。
【注目の記事】
アイロボット、2030年までに5台に1台を「ルンバ」に!フルラインアップ刷新
「掃除力」「賢さ」「セルフクリーニング」を備える、全自動ロボット掃除機「Eufy Omni E25」
道内最大級! Anker Storeのアウトレット店舗が札幌北広島に本日オープン
新生活で贈りたい、あると役立つ「ランドリーグッズ」おしえて!
SwitchBotで始めるスマートホーム化! 年末年始におすすめ簡単導入ガイド
編集部おすすめ