上新電機は12月11日に、同社がCDPによって気候変動分野の透明性とパフォーマンスにおけるリーダーシップが認められ、2025年の最高評価である「Aリスト」企業に、3年連続で選定されたことを発表した。

●企業の環境報告のグローバルスタンダードとして広く認知
 CDPは、企業の環境報告のグローバルスタンダードとして広く認知されており、同団体が毎年公表しているスコアは、ネットゼロ、持続可能でレジリエントな経済を構築するために、投資や調達の意思決定に広く活用されている。

 今回の、上新電機の3年連続となる「Aリスト」選定は、同社グループのサステナビリティを経営の中心に据えた姿勢や、TCFD提言への賛同、積極的な情報開示とともに、温室効果ガス(GHG)排出量削減目標についての国際的なイニシアチブSBTiよりSBT認定されるなど、気候変動・生物多様性に対する継続的な取り組みと情報開示が、国際的に高いレベルにあると評価された結果といえる。
 上新電機グループは、「地球環境と調和した豊かな社会への貢献」をマテリアリティ(重要課題)の1つと位置付けている。中期経営計画「JT-2025 経営計画」において成長シナリオとして掲げている気候変動への取り組み(個別戦略)は、2030年にあるべき姿「地域社会の成長を支え、人と環境の未来に貢献する企業」実現に向けたアクションプランであり、気候変動課題解決に係るアクションプランのロードマップとも合致する。
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