エム・トゥ・エムは12月12日に、同社の主力商品である「薬膳カレールー」の累計販売数が、30万食を突破したことを発表した。

●「食事で免疫力を高めよう」のコンセプトで企画・開発
 同社は、現代人の多くが抱える「疲労」「ストレス」「冷え」といった慢性的な不調に対して、家庭で日常的に取り入れられる「セルフケア・フード」として薬膳カレールーは企画され、2020年に発売されている。

 「食事で免疫力を高めよう」をコンセプトに、黒きくらげ、金針菜、ネムノキの花といった薬膳の思想に基づく食材をカレーに融合。日本VEGAN認証、鎌倉薬膳アカデミー監修を受けた、薬膳・栄養・味のバランスすべてに妥協しない製品といえる。
 グルテンフリーで動物性原料を使用していないので、サラリとした軽い口当たりながらスパイス量を増やして「薬膳の香りに負けない美味しさ」を追求した。
 一般のカレーとしても高く評価される本格的でスパイシーな味わいが支持されたほか、25年の流行語大賞に「薬膳」がノミネートされるなど、社会全体の健康意識が「食」に向かっていることが、今回の累計販売30万食につながっている。
 エム・トゥ・エムの代表取締役社長である伊藤眞代氏は、1999年に父から事業を継承して全国を飛び回りつつ、子育てと経営を両立させていたものの、47歳で脳梗塞を発症。命は助かったものの失語症が残り、復職が困難と考えられる状況だった。
 しかし、伊藤氏は「スパイスの脳活性効果」に着目した手作りカレースープを毎朝飲み続けるセルフケアを継続したところ、医師を驚かせるほどの回復を遂げて社長業に完全復帰している。
 薬膳カレールーは、伊藤氏のこのような経験に基づいて、「忙しい現代人でも、無理なく続けられる薬膳を作りたい」との強い思いから誕生したという。
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