PayPayが提供しているキャッシュレス決済サービス「PayPay」は、お賽銭での利用も可能であり、現金を持ち合わせていなくても、気軽に神社や寺院に参拝できる。

●好きな数字や縁起のよい数字を活用する人も
 「PayPay」のお賽銭は、本人確認(eKYC)が完了していれば利用可能で、20~50代を中心に幅広い年代で利用されている。
「PayPayマネー」「PayPayポイント」「PayPayクレジット」から、好きな金額をお賽銭として送金できる。
 なお、「PayPay」によるお賽銭の金額としては、「55」「115」「555」「111」といった、好きな数字や縁起のよい数字を用いる人もみられる。
 「PayPay」のお賽銭を導入した神社、寺院関係者からは否定的な意見や反対の声は一切なく、参拝者の間では自然に受け入れられているという。また、近隣の寺社でも「PayPay」のお賽銭導入に興味を持っているところが多く、今後は徐々に利用が広がっていくとみている。
 さらに、イベント時には「小銭を持たずにお参りできるのが便利」といった好意的な声が寄せられており、毎朝の参拝時に「PayPay」でお賽銭を納める人もいるとのことで、お賽銭の新たな形として定着しつつある様子がうかがえる。
 そのほか、お年玉を「PayPay」で渡すユーザーも年々増えており、2025年1月1日~3日の期間にお年玉と類推される送金件数は、2022年の同時期と比較して約3倍に増えている。
 12月下旬からは、キャッシュレスでも温かみを感じてもらえるよう、お正月に適したポチ袋のデザインが登場する。

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